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推理将棋(隣の将棋)コミュの1209番 はだかの王様と几帳面な王様 Season 4

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「陛下、またしても隣国の王様を捕まえたそうです。20手かかったとか」
「捕まえたとき当方も先方も盤上に20人ずついたそうです」
「捕まえたとき中段にいたのは五段目の先方の王様だけでした」
「おぉ、なんと気随意な。よろしい、とりあえずご苦労でした。先方の家臣もさぞかし気を揉んでいることでしょう。隣国の誼を心がけ、くれぐれも丁重にお送りするのですよ。
ともあれ、良い訓練になりましたね。今日は最後の一手を振り返っておきましょう」
「初手を着手した桝目のすぐ真横の桝目に潜んでいて、最後の動きで4回目の王手をかけました」
「ほう。その方なかなか熟達しましたね。しかし脱ぎっぷりは…ふむ、私ならもっと……」


・20手で詰み
・詰め上がりで中段にいる駒は五段目の先手玉のみ
・詰め上がりで盤上にいる駒は先後共20枚ずつ
・王手4回
・20手目は初手を着手した桝目のすぐ真横の桝目にいる駒を動かした


※ 本問で「中段」は四、五、六段目、つまり先手陣でも後手陣でもない地点を意味します。
  また、「20手目は初手を着手した桝目のすぐ真横の桝目にいる駒を動かした」条件を満たす手としては、例えば初手が▲7六歩ならば20手目の△6七歩不成や△9八桂成などが該当します。


     *     *     *

 
 この問題がシリーズの出発点です。もともと考えていた条件がいまひとつ締まらなかったので、ギミックと条件を入れ替えました。詰め上がりの2条件を満たす手順が案外多く、最短も18手まで行ったのは予想外でした。

コメント(3)

DD++さんから作意解をいただきましたチャペル ありがとうございました。
Season1もそうでしたが、20枚ずつに帳尻合わせをするための手順が難解というか意表を突くというか、それが難易度の高さの一因になっているような。
Extra Season のあの条件作った私が言えたことじゃないんですけれども。
そうですね。このシリーズは実験的な部分があると思います。

長編は手順探索を容易にするガイド条件が必要で、これは限定のためやむを得ず、というだけでなく、解図の大変さを軽減しつつリズムを与えて面白くする役割も担っていると思います。

中編はその辺の配慮をせずに、手順や詰め上がりの面白さをとことん追求してしまいがちです。
このシリーズでは、詰め上がりに2条件を課しており、手数が長いのに作りが中編です。
2条件を満たすための手順に連携が薄いと、ふた味のただ難しいだけの問題になってしまうかもしれません。

中編はどこまで行けるのか、というのがテーマのひとつでもあったのですが、
このシリーズは行き過ぎかもしれませんね。。

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