臓器移植について語ろうコミュの心臓移植「１８歳未満同士」優先

心臓移植「１８歳未満同士」優先
厚労作業班が新ルール

厚生労働省の臓器移植委員会作業班（班長＝北村惣一郎・国立循環器病研究センター名誉総長）は１１日、改正臓器移植法の運用に関し、１８歳未満の子どもから提供された心臓の提供先を、同じ１８歳未満の移植希望者から優先的に選ぶ新ルールを設けることを決めた。

法改正前の患者選択のルールのままだと、小学校高学年や中学生などの子どもの心臓は、待機期間が長い小柄な大人に提供される可能性が高く、子どもの移植機会拡大のためには優先ルールの導入が欠かせないと判断した。厚労省は９月に開く同委員会の決定を経て、局長通知を出す方針だ。

移植を受ける患者は、医学的な緊急度や待機期間の長さなどを基準に順位が決まる。新ルールでは１８歳未満の臓器提供者が現れた場合、まず最も緊急度が高い１８歳未満の登録患者のリストから移植患者を選び、該当がなければ最も緊急度の高い１８歳以上から選択する。

作業班は心臓が他の臓器と違い、〈１〉生体間移植ができない〈２〉肺や肝臓のように分割移植ができない――といった事情があるうえ、心臓は１８歳未満の提供者から１８歳未満の待機患者に移植した方が生存率が高いという海外のデータもあり、新ルール新設を決めた。

日本臓器移植ネットワークによると、８月現在、心臓移植を希望する登録患者は１７６人で、２０歳未満は７人。北村班長は「大人の患者はやや不利になるが、待機患者全体から見ればほんの一部で許容できる範囲だと思う」としている。

コメント(2)

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[1] mixiユーザー 03月16日 09:23

私の子供は、先日移植準備が間に合わず亡くなりました。日本ではまだ子供の移植が一例も無くやはり海外移植しか無い状態でした。日本の医療が移植が出来ない国ならば諦めるしか無いのかもしれないが移植ができる技術力があるのに出来ない現状がとても悔しくやるせない気持ちでいっぱいです

臓器提供の法律が改定後大人の提供者は増えましたが子供はまだ一例もありません。これは子供に対する提供の法律が厳しく提供の枠が狭いからではないかと思いました。内の子供は、渡米を諦めた時にドナーからレシピエントとになれないか先生に相談しましたが最後はいろいろな薬も使用し臓器の値も高値でしたのでレシピエントにはなれませんでした。一人の臓器提供で何人者救える命があります。どうか身近な人達と話し合い臓器提供に考えてください。それが一番近道で国を法律を変えられるのではないかと考えています。
一日も早く小児の移植が確立するよう心から切に願います。

[2] mixiユーザー 03月16日 12:53

昨年母親がくも膜下で脳死となり移植提供させていただきました。四人の方が元気になられていると。母親が生きてると感じます。娘は六年生ですが自分も脳死になったら提供すると言っています。家族で話し合いも必要ですね。子供さんを亡くすというのは言葉にならないことと思いますがもっと理解してもらえたらいいですね。

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