ドイツ便りコミュの8/22

※　地獄の決戦
「パンプローナではきっと地獄が待っている。自分のキャリアの中で一番難しい試合になるだろう。」とHSVのファンデルファールトは話す。きょうHSVはチャンピオンズリーグ本選出場をかけてスペインのオサスナと対戦する。しかし主力選手を大量放出してしまったHSV は今期ここまで勝ち星がない。負けるとチームが掲げる｢2010年までトップ20クラブの仲間入り｣という目標だけでなく、スター選手の獲得も難しくなる。前節コトブス戦ではファンがプラカードで｢ディディ、何で俺たちの未来を売った？」と強化部長のディディ・バイヤードルフを批判。チームと選手の将来をかける試合となる。

※　ケルンに新しいスター候補
二部に降格し、スタープレーヤー・ポドルスキが移籍したケルン。チームは今しかし新しいスターの誕生でにぎわっている。彼の名はアディル・チヒ(18)。デュッセルドルフで生まれ、モロッコとドイツの二重国籍を持つ。今期2部リーグ2試合の出場し2ゴールをあげている。U-20モロッコ代表として準決勝進出に貢献した。チヒ自身「僕とポルディの違いは名前だけさ。」と強気のコメント。チームは来週にもプロ契約(5年間)を結ぶ予定だ。

※　ケプケ、契約更新
代表GKコーチのアンディ・ケプケが2008年まで契約更新した。｢まだサインはしてないけど両者合意したよ。後は書類上のことだけ。」とケプケ。

※　バラック、激化するポジション争い
負傷で開幕戦を棒に振ったバラック。その開幕戦でバラックに代わり出場したガーナ代表のエシュアンが大活躍をみせた。「エシュアンは素晴らしい出来だった。彼のようにプレーをしてくれたら、次の出場機会を心配する必要はない。」と監督のモウリーニョはレギュラー定着とも取れる発言をした。「バラックが水曜日のミドルスブラ戦で戻ってこれることを祈っているよ。｣とモウリーニョはいうが、バラックにとってポジションを確保するのは想像以上に難しいしごとになりそうだ。

※　カーン、引退を語る。
キッカー誌のインタビューでカーンが自身に引退について語った。「引退をするのにいいイメージがある。2007年にチャンピオンズリーグで優勝し、カップを掲げ、家に帰る。そうしてもう戻ってこない。」いずれにしてもカーンは契約のきれる2008年以降の現役生活を考えていない。「その後もプレーすることは想像できないんだ。」｢最近はサッカーを純粋に楽しめているよ。」とコメントしていた。