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根菜(芋類)に関する研究コミュコミュの2週連続企画「ニッポンの農業を問う」 もうかる農業を目指せ

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日本農業問題として問題提起して頂きたく、情報提供しておきますね。w


日経スペシャル「ガイアの夜明け」 11月25日放送 第341回
2週連続企画「ニッポンの農業を問う」 もうかる農業を目指せ

続けてのTV情報です。
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビ北海道、テレビせとうち、TVQ九州放送
2008年11月25日(火)22:00〜
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview081125.html

9月、群馬や長野などで合わせて7000トン以上ものキャベツが廃棄処分された。農林水産省が市場価格を調整するための措置だ。食料自給率が40%と低迷する中、その陰で捨てられる大量の野菜。さらには、市場に出回らない野菜がある。それが規格外、つまり農協の規格に合わないものだ。例えばMサイズのキュウリ。「一箱44本、長さ22〜26cm、重さ150g、曲がり1.5cm以内」と細かい基準があるのだ。それ以外のものは出荷できないため廃棄される事が多く、その量は全体の4割以上とも言われている。
こうした無駄に捨てられていく野菜を独自の技術を使って無くそうとする人がいる。岐阜県の食品加工メーカーでは、棄てられる野菜を集めて独自の乾燥技術で加工販売している。乾燥させれば規格など関係なく、しかも青果市場とは競合しない。いま、食品メーカーをはじめ、全国の自治体から新商品開発の依頼が殺到している。
一方、最近の健康ブームも追い風となり、「雑穀」で「儲かる農業」を仕掛ける人がいる。農家が儲かるための秘訣は、ただ米に混ぜるだけではない多彩な商品展開。雑穀を一時的なブームで終わらせず、市場を確立していくことで、農家がより多く雑穀を作る事が出来、副収入としての利益を得ることができるという。日当が2000円〜3000円と言われるほど収入が減り続け、疲弊していく農家。そこへ、独自の技術と取り組みで、日本の農業の可能性を広げようと挑む人たちを追う。


【"規格外"の野菜を無駄にしない】
『棄てられる野菜は、私が買い取ります。』と全国の農家を飛び回るのは、岐阜県・美濃加茂市にある八尋産業社長の大矢正昭さん。農家が生産した野菜や果物のうち、変形やわずかな傷など農協の規格に合わない野菜はおよそ4割と言われる。そのほとんどが棄てられているのが現状だ。こうした捨てられる農産物を商品化することで、無駄に捨てられる野菜が減り、農家にも利益が生まれる。そのカギとなるのが、"乾燥"技術。大矢さんが独自に開発した"減圧乾燥法"という手法は、野菜だけでなく魚、海水まで乾燥させる事ができ、しかも割安だ。これまで商品化した食材はおよそ70種類。実は、乾燥野菜はチップや粉末にすることで「ふりかけ」や「ドレッシング」、「お菓子」の原料、野菜飲料など用途が無限に広がるため需要の尽きない市場なのだ。


【雑穀ブームが農家を救う!?】
今、健康ブームも相まって「雑穀」が人気だ。デパートの食品売り場でも、米の棚の隣には様々な雑穀が並ぶ。
雑穀とは、ひえ・アワ・キビなどの穀物。ミネラルや食物繊維が豊富でヘルシー志向に合致、ご飯にまぜるだけでなくスープやパン、お菓子に加えたりと用途は幅広い。今や雑穀関連商品の市場規模は200億円とも言われている。
 この雑穀ブームの仕掛け人がいる。ベストアメニティの内田弘社長。雑穀だけではなく、雑穀を混ぜた「ブレンド米」など雑穀一筋で売り上げを伸ばしてきた。そして、この雑穀は農家にも利益をもたらしているという。例えば麦は、通常60?9千円ほどの収入だが、内田社長の買値は安くとも1万2千円。なぜそんなに高く買うのか・・・・。
『農作物を作るには肥料もかかるし、管理など目に見えないコストもかかっている。最近は原油高でさらにコストは上がっている。こうしたコストを考えると1万2千円は決して高くない。むしろ適正価格だ』
こうした内田社長の考えに賛同し、雑穀を作る契約農家は全国で1500軒にまで増えた。さらに内田社長は契約農家の新規獲得に全国を奔走している。
販売先も通販、スーパー以外にレストランチェーン、病院給食と増えてきた。雑穀は日本の農家に希望を与えられる事ができるのか。


編集後記
11月18日放送の「2週連続企画 独占取材“事故米”問題の真相」はいかがでしたでしょうか?
さて次回は、日本の農業のあり方を問う連続企画の2回目、「もうかる農業を目指せ」をお送りします。
最近の世論調査で、「国産の食品を求める人が89%」という結果が出るなど、国産食材への関心は高まるばかりです。しかし、それに応えるべき農業の現場は、問題山積です。市場で農家の方に声を掛けると、異口同音に「もうからない」、「食べていけない」、「息子に後は継がせない」というあきらめの言葉が口をついて出てくるのです。こんなに現場が疲弊していては、多くの人が望むような食料自給率のアップ、安全安心な食生活など見込めません。そんな中、今回取材した二人の方は、農家がもうかる仕組みを作って、現場を活性化させようと動いています。農業の現場の新たな息吹、是非ご覧下さい。

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