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馬淵澄夫代議士コミュの今週のまぶちNEWS(10.1.23)

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タイトル『初めての海外出張』


 通常国会が召集され、いよいよ20日から
衆議院予算委員会において審議がスタートしました。
一方私は国会対応が求められる前原国土交通大臣に代わって、
ワシントンDCへ出張することになりました。
国会会期中、しかも公務での海外出張は初めてとなります。

 ワシントンDCでは日本政府主催の「高速鉄道セミナー」で、
前原大臣に代わって主催者としての基調講演を行うのを始め、
ラフッド米国運輸長官との会談、日米プレス共同会見、
レセプション等々、一泊三日にぎっしりと
日程が詰め込まれました。

 今回の出張の主たる目的は、主催者代表として
基調講演を行うとともに、ラフッド運輸長官など、
運輸関係の米国要人と会談することにより、
日本の優れた新幹線技術などの米国展開に向けて
トップセールスを行うことにあります。

 基調講演については英語でも日本語でも
どちらでも可能ということだったのですが、
事務方にどちらが望ましいか確認したところ、
英語の方が現地の方に響くということで
英語でのスピーチとなりました。
米国在住の経験はありましたが、久しぶりの英語で
少々緊張しました。



◆米国の鉄道事情

 米国における鉄道の路線長は約22万5500?
(このうち旅客の使用は3万6000?)で世界最長です。
ちなみに日本は総計約2万7000?です。
路線長だけで考えれば米国は日本の8倍以上です。

 しかし旅客について見ると立場は逆転します。
年間の旅客輸送量について見ると
米国は504億人キロ(※)、日本は2420億人キロで
5倍近い輸送量があるのです。
旅客における鉄道の分担率は日本は約32.8%、
米国は0.9%に過ぎません。

 これまで米国は、移動手段として自動車中心で
あったわけですが、オバマ大統領が昨年2月、
高速鉄道実現のために80億ドル支出することを
決定しました。

 さらに今後5年間で50億ドルを支出する
本年度の予算教書概要を発表し、米国議会でも
さらなる予算について議論がなされています。
米国において鉄道への関心が高まっているのです。

(※人キロ・・・旅客の人数とその旅客を輸送した
        距離を掛け合わせた旅客輸送量を表す単位)


◆日本の成長戦略

 そこで今回の日本政府、JR各社、商社、重電、車両などの
メーカー併せてのセミナー開催は、米国にとり、
高速鉄道の整備が雇用創出、経済発展に大きく寄与する
施策であるということを効果的にアピールできる
大切な場となります。

 私より一足早く18日から同じ国交省の長安政務官が
ブラジルを訪問しています。
ブラジルでは現在、高速鉄道の整備が計画されていますが、
その入札が間近に迫る中、日本企業の海外進出を
サポートする官民ミッションの政府代表としての参加です。

 今、世界各国で高速鉄道プロジェクトが進行中です。
米国だけでなくイギリス、中国、ロシア、インド、
ブラジル、ASEAN諸国などです。
これらプロジェクトへの関与はインフラ産業の
海外展開として、日本の成長戦略上、非常に
重要な意味があります。(了)

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