サハラ・エリキコミュのエル　カダブ

>> ラクダ通信です！

「夏の気だるさが過ぎて、ジャネットはシーズンの初チャーター便で盛り上がっている。雨がまだ降らなかったが、砂漠ではこれはなじみの現実である：タゼイダート、いつも報われる根気。又、今年は南アルジェリアの様々なミュージシャンを迎えるジャネット祭がもうすぐ始まる：砂漠のオアシスではこれは大イベントである！　道はアルジェリアの国旗が飾れ、市場の近くでは会場が設置された。でも私たちは別の優先がある：らくだを食べさせることだ！干ばつで牧師たちは皆麦を購入した結果、麦が売れきれである。でもエルカダブというジャネットの菜園に生える草があってよかった。しかし、ラクダが大好きなエルカダブの量が沢山必要なため、毎日運ばなければならなくて大変な仕事である。ハマニはぎっくり腰になりそうなので心配だけれどしょうがない．
交通時間を短くするためラクダたちをジャネットの近くまで連れてってきた。ハマニが運転するベージュ色の４駆を見てラクダたちは大騒ぎする。縛れた前足でぴょんぴょんと走って車を一生懸命臭う：まるで冷蔵庫のようだ！　日本やフランスから餌代を払って頂いたオーナーたちのおかげで、今日の食事は大盛りだ！　興奮しているラクダは車を走り回ってテンデ・イルジャンを踊り始めそう。。

ラクダ使いのムサのキャンプに着くと待ちくたびれたラクダにエルカダブをあげ、一部を「アメノカル」らくだのために保つ：アメノカルは調子が悪く数日前から立ち上げたがらなくてハマニの家族の菜園に連れ休ませることを決めた。菜園は病院のようである！「コートレット」だって一週間以上菜園に滞在した結果こぶがむくむくで帰ってきた！菜園で火葬された「コジロ」が死んでからハマニたちは普通よりケアーしている。ジャネットへ戻る前に、ハマニは殺虫剤で群に振りかける：らくだのマダニに効くだそうだ！このやり方をはじめて知った私はまだまだ勉強中である。ラクダ使いって辛いね。。