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SPG(Special Photo Gallery)コミュの二天一流

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さて、つぎは宮本武蔵が開眼したという二天一流です。
これは大小の剣を両手に一本ずつ持ち、片手で防御、片手で攻撃という、じつに理にかなった剣技でありますね。
ところが、武蔵以降を見ますれば、この二天一流を受け継いで名を挙げた剣豪は出ていません。
これほどに合理的な剣技が何故その後の剣術の主流と成り得なかったのか?
それは、まず、腕力の問題であると私は想像します。
宮本武蔵はそもそも“たけぞう”と呼ばれていた少年の頃から身体が大きく、膂力が卓越していたと言います。
十歳の頃には大人を目の上にまで掲げ挙げる事が出来るほどの怪力の持ち主であったという事なのですね。
それほどの怪力があればこそ、片手で持った剣でも、両手で持つ一刀流と同等かそれ以上の斬力を有していたのだと思います。
ですから、武蔵ほどの腕力を持たない普通の剣士が二刀流を使ったところで、一刀流の斬力にはかなわなかった。
故に、武蔵以外の凡百の剣士では二天一流を自己の流派とする事が出来なかったのではないかと想像する訳です。

さて、今回これをカメラに置き換えてみますと。
右手と左手の両方に同時にカメラを持って撮影するという訳にはいきません。
何故かと言いますと、左手用(通常のカメラと機能がシンメトリーに反対にレイアウトされているもの)のカメラが無いからです。
かつては京セラから“サムライ”(今回の話題と共通したネーミングですな)というハーフサイズカメラが発売されていまして、これには左手用がありましたが、これ以外で私は知らない。
とすれば、カメラにおける二天一流とはどういう事か。
これは、SPG撮影会において、miyaさんがよくやっている、両肩に1台ずつのカメラを吊し、撮影場面に応じて瞬時にカメラを持ち帰る、というスタイルではないかと思います。

どうしてこんな事をするのかというと、miyaさんの場合は銀塩とデジタルの交互使用という事にあるようですが、これ以外にも、ズームレンズを使わずに単焦点レンズの使い分けやフィルムの使い分けという事が考えられます。
しかし、これもやってみるとなかなか難しい。
その場その場でどちらのカメラを使うかという瞬時の判断や、持ち替えの時にシャッターチャンスを逃してしまうという危険性があります。
ゆえに、この流派はかなりカメラの扱いに慣れ、写真そのものに慣れた上級者でなければ完璧に使いこなすのは難しいのではないか。

と、考えると、剣とカメラの道には共通点が多いようですが、それぞれに難しい問題や修練の必要があり、道を究めるのは難しいものですね。
しかし、難しいからこそ挑戦のしがいがあり、奥義に達した時の喜びもひとしおなのですね。

みなさん、修行に励みましょう。

写真左端が二天一流を実践されているmiyaさんです。

コメント(1)

私もカメラを二台使って撮影します。

その最初の動機は、電池対策です。
電源が無い山中での撮影時に、電気大食いのD200の負担を軽くしようとD70sにVRのズーム(18-200mm)を付けたのが始まりでした。

これが瓢箪から駒でして、近寄らなくてもクローズアップで撮れるので(あたりまえですが、初心者の私には『発見」でした)、バリエーションが増え、撮影枚数も増えました。

また、巧く配分すれば50分間メディア交換無しで撮れるので、当然ですが、メディア交換時にシャッターチャンスを逸するということはありませんでした。

その他、単焦点とズーム、フラッシュと自然光、連写と単写、広角と望遠などの組み合わせを複合して撮っています。

ただ、憂想堂さんがおっしゃるように、機動性で劣ります。
1対1のときはいいのですが、団体戦では、タイミング的にしばしばシャッターチャンスを逸します。また、肩から一台ぶら下げていると、姿勢も制限され、素早く寝転がったりできません。構図的にもシャッターチャンスを逸します。

従いまして、撮影会では毎回、途中で一刀流に転向してしまいます。

まだまだ修行が必要です。

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