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ウィリアム・サローヤンコミュのママ・アイ ラブ ユー、パパ・ユーア クレイジーで

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好きなシーン、台詞などあったらあげてください。
(全作品を対象にするとスグ終わってしまいそうなので、姑息な手段に訴えてみます)

私は『パパ・ユーア クレイジー』31./パン〜36./扉、父が息子とともにレジオン・ドヌール館にやって来たあたりが妙に印象に残っています。
特に36./扉で、鉄の人が鉄の馬に乗っているのを指して
「あの馬に乗ってる人はだれ?」
「だれかつまらん男さ」
「こちらのつまらん男はだれ?」
「考える人だ」
というくだりが好きです。

コメント(16)

ああ、うれしい!
パパ・ユーアクレイジーは僕のバイブルに等しい、一番大好きな本なので。(ママ…も好きですけれどね)

ここぞ、というのを挙げるのは難しいなあ…全部好きなので…。
今ぱらっとめくって、目についたのは16.葡萄ですね。世界を理解する力のくだり。ここも好きです。

伊丹訳はこれはこれですごく気に入っているんですけれど、他の人に訳も読んでみたいと思うのは僕だけでしょうか?
shikanさん、書き込みありがとうございます。
私は映画とかその他もろもろでも母と娘より父と息子みたいなシチュエーションが好きなんですが、サローヤンの影響ありかもしれません。
一般ではママ〜のほうが認知されてるみたいですけど、
私もパパ〜の方が強く印象に残ってます。

今16.葡萄のところを読み返してみました。うん、素敵ですね。
実際には、息子のアラムと長い間上手くいっていなかったと聞いてますが、パパ〜はある意味理想なんでしょうか?

>伊丹訳はこれはこれですごく気に入っているんですけれど、他の人に訳も読んでみたいと思う
私も同感です。サローヤンの和訳って翻訳家ではない人がやっている場合が多いですよね。
他の人だったらもう少し表現が堅くなったかもしれませんね。
本当そう(アラムと長い間上手くいっていなかった)みたいですね。アラムの本って(「和解」とか)一冊も読んでいないので、実際どのくらいのものだったのかよくわからないのですけれど…

理想かぁ、どうなんでしょうねー。その辺り考え出すとちょっと悲しくなるので、この本については描写とか世界観とかそういうのだけを楽しむようにしています。僕も息子(まだ小さいけれど)がいるので、そういうの照らし合わせてしまうと…ね。

なるほど、そういえば翻訳家ではない人がやっている場合多いですね。やっぱり戯曲化されている機会が多いからなのでしょうか?
この時代近辺の作家を親に持つ2世ってかなりかわいそうですよね。親があまりに偉大過ぎ。

>の本については描写とか世界観とかそういうのだけを楽しむよ>うにしています。
そうですね、昔その話を聞いた時はちょっとショックでした。
ただ、それがザローヤンなのだなとも思うわけです。
暖かくてじんわり心に響くようなお話を書く反面、やはり「祖国を持たないもの」「根無し草」としての一抹の悲しみみたいなのがどの話にも滲み出ている。
親子の素敵な情景を描いたこの2冊も、そんな彼の心の葛藤が深みを出しているのかな〜なんて思ったりします。
そうですよね。テキストだけ、よいところだけを読んで追っていても、多分そういうのはにじみ出ているんでしょうしね。それをひっくるめて惹かれているんだろうな、僕も。
ふふふ、そういう呼び方もあるのかと思っちゃいましたよ(笑)
あるわきゃないじゃないっすか!(くすん、くすん)
この2冊は覚えるほど読みました。
とくに「パパ」が大好きで、
読めもしないのに原書を買ってしまいました。
(そして和訳のほうは現在行方不明です…)
今でも忘れられないのがホットドックを食べるシーン。
以来私の中では「ホットドックは匂うもの」です(笑)
それと「作家のライス」、焼きたてのパン、エグノグv

一度目にはきれいな(姿勢がいい、みたいな)印象があったのですが、
二度、三度と読み返すとその下にある寂しさが見えてくる気がします。
あの突き抜けたような哲学はどこから来るのだろうと思っていたのですが、
背景にそんなことがあったんですね。
(アルメニヤの人だということしか知りませんでした)

また色々と読んでみようと思います。
如月さん、「パパ〜」は本当にいいですよね?
私の海馬くんは上にあげたシーンで、
「こちらのつまらん男はだれ?」
「考える人だ」
「ロダンっていう(つまらん)男が作った」
と勝手に覚え込んでしまっていました。困り者です。

>きれいな(姿勢がいい、みたいな)印象があった
これ、伊丹氏の訳にも関係あるのかな〜とちょっと思います。
原書の印象はどうなんでしょう?
私もこれを機に原書に挑戦してみようかなぁ…
「ママ」の中で、キラキラヒメの回想シーンで
好きな場面があります。

キラキラ「欲しいのよ」
パパ・ボーイ「分かるよ」
キラキラ「わたしの欲しいもの、なぁに?」
パパ・ボーイ「きみ自信さ」

というような会話です。
こんな会話ができる親子ってよいなぁ・・・。
作家のライスね!ふふふ、あれ実際はどうなんでしょうかねー。僕も「パパ〜」は原書あたってみました。伊丹訳はやっぱり強烈なので…。でも印象っていうほど読みこめませんでしたけれどね。

「ママ〜」で印象的なところだとどこだろうなあー…キラキラヒメが最初に熱を出したところとか。あとグラディスとママの会話も結構好きです。
うわあ・・誰もかかないで2年以上。

で、私は「ママ・・」のグラディスが好きなんです。

「私の結婚は失敗しないわ。そうさせないって、決心したんだもの」(だったと思う・・)

胸に響きました。

あと キラキラヒメ(昔の訳ではピカちゃん)が 落ち込んでいるグラディスに
「コーラを飲んだら?」
という一言も。

コカコーラって、当時はそういう風に扱われてもいたらしいんですよね。

古き良きーブッシュのいなかったーアメリカに乾杯。
トピ違いですが(^^;;
ディアゴさん、昔の訳ではキラキラヒメがピカちゃん、だったのですか!
岸田さんの訳でしか読んでいないので、他の方の訳でも読んでみたいです。
この「ピカちゃん」という訳本は私が小さい頃母の本を借りて読んだものです。誰の訳だったのか・・。

こんど調べてみますね。とはいっても30年以上前の話ですが。
ディアゴさん、どうもです!
お母様共々、サローヤンファンなんて素敵ですねー。
うちは活字中毒一家なものの、趣味がそれぞれ違うので(涙)。
ブロンズ新社から出たものでしょうか?全集出してくれないかと、ずっと待っているのですが(涙)。

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