その後の『風の谷のナウシカ』コミュのナウシカ　?

『辺境派遣軍司令官』として、風の谷やペジテへと派遣された
クシャナ。

『火の７日間』という大きな戦争で巨大な力を持った巨神兵を利用して、深海を焼き払い人間の力を取り戻す。

そして、トルメキア本国から独立した国を作り上げようとしたが失敗に終わりトルメキアへ僅かに残った自分の部下と遠国へと戻っている中、一人クシャナは自分の中に変化が起っていることに戸惑いを感じていた。

「風の谷か・・・・」

一人、無自覚につぶやいた言葉にクロトワが反応を見せた。

「は？殿下、今なんと・・・・？」

「よい。ご苦労、下がって休め。」

「はっ！」

クロトワは、風の谷からクシャナが様子が違うことに
僅かながら気がついていた。

（どんな心境の変化かは知らねぇが、まちがいなくあのナウシカとかいう娘が関係あるのは違いねぇなぁ・・・）

とは言え、自分からそんな事を指摘しては間違いなく
やぶへびとなることはわかりきっていることなので
口には出せないのであるが・・・笑

クシャナは、クロトワが退室するのを見ると
鎧を脱ぎ軽装となる。

（多くの部下を失い、本国のバカ者達の玩具を失った。
間違いなく本国では、苦しい立場となる・・・・・

だというのに、どこかあの風の谷へと行ってみたいという気持ちがある。

いや、違うな・・・「あの者・・・・ナウシカと話してみたいのだな。」

コンコン・・・

「なんだ？」

「クロトワです。殿下、まもなく本国の領空へと入ります。艦橋へとお越しください。」

「わっかた。すぐに行く

さて、先ずは本国の兄たちとの暗鬱な駆け引きか・・・
目の前の厄介ごとを片付けねばならぬな。

そして、私の部下達を弔ってやりたい。
その後は・・・・」

（・・・その後はナウシカ、そなたと再び会うこととなろう。）

あとがき

何というか読み返してみて凄く自己満足が入っているような・・・・久しぶりの更新なので寛大な心で読んでいただけると嬉しいです。

読む人いるのかな・・・・・？？？