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香港ノワール映画−英雄片−コミュの【香港ノワール/絶頂期】仁義なき抗争

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原題:義膽雄心(Gangland Odyssey)
香港 ゴールデン・サン・ライト・プロダクション/台湾 ハットラクト・フィルムズ作品 90年 98分 カラー HRSフナイ配給

製作総指揮:ジョージ・K・キング/ディッキー・ユエン 製作:S.K.ユエン 監督:チャーリー・チャン 脚本:アン・ゼトー 撮影:ンゴー・チクァン アクション指導:チャオ・ヨンキエン

出演:(3点リーダー以降の人名は日本語吹替版ビデオのキャスト)
チャーリー・チャン(陳惠敏)=プウ(高田組長)…中田和宏
アレックス・マン(萬梓良)=ファン…西村知道
アンディ・ラウ(劉華)=キー…堀内賢雄
ケリー・ユー(姚煒)=シャーリー…弘中くみ子
レジーナ・ケント(簡慧眞)=シンディ…井上喜久子
鹿村泰祥=中原…田原アルノ
ン・マンタ(吳孟達)=イレブン…辻親八
シン・フイ・オン(成奎安)=マディ…菅原正志
ファン・イエ(方野)=ピン…水野龍司
ロジャー・ボール=ブラウン…稲葉実
スーザン・ショウ(邵音音)
アラン・タン(光榮)=ユン・タン

―解説―
『怒れ! タイガー』(74年)などのチャーリー・チャン(陳惠敏)が、監督と主演を兼ね90年に制作したバイオレンス・アクション。人殺しを重ね妻子を置いて香港を出奔した男が、日本の暴力団幹部として久々に香港を訪れるが、再会した娘を元の極道仲間や日本のヤクザに殺され、報復に立ち上がる。『愛と復讐の挽歌』(87年)などのアレックス・マン(萬梓良)、『欲望の翼』(90年)などのアンディ・ラウ(劉華)、『ポイズン・ガールズ』(92年、ビデオのみ)などのケリー・ユー(姚煒)、『ファイアー・ドラゴン』(86年)などのレジーナ・ケント(簡慧眞)、『激殺! 邪道拳』(77年)などの鹿村泰祥らが共演。

―物語―
香港の資産家ブラウンは、元刑事ファン(萬梓良)と養子のキー(劉華)に誘拐された息子ポール救出を依頼する。ブラウンと日本人とのトラブルを知ったふたりは、彼らが営む養魚場を急襲し無事ポールを救い出すが、黒幕の日本人ヤクザ中原(鹿村)とブラウンは裏取引をしていた。その頃日本の組織から視察の為高田組長が香港へやって来る。彼は16年前対立組織を潰滅させ日本へ脱出した伝説の殺し屋プウ(陳惠敏)で、弟分マディと再会後中原の刺客に狙われたファンから事情を聴いた。中原と通じるプウの旧友ピンは、プウとファンの下へ刺客を送り、プウの愛娘シンディ(簡慧眞)とキーが殺されてしまう…。

オリジナル予告編(北京語音声)動画↓

コメント(2)

本作も…という言い方はイヤなのですがw残念ながらアンディ・ラウ(劉華、画像左)主演、ではございません。まぁこの時期のアンディ出演作はこういうの多いです。本作も一応開巻からアンディが登場しておっ!?と思わせるのですが、後述する主役が途中から登場し、明らかな脇役として途中退場するという流れでございます。
実際の主役は、本作で監督も兼ねているベテラン俳優のチャーリー・チャン(陳惠敏、画像中)です。そして彼とダブル主演に近い立ち位置でアレックス・マン(萬梓良)が配役されています。
チャーリーの役はなかなか凝っていて、元々香港人の殺し屋だったのですが、対立組織の頭を殺して日本へ逃れ、10数年後日本の暴力団幹部として日本名を名乗り香港へ戻ってくるという設定です。この役どころは、チャーリーの実人生がそれなりに反映されているのではないでしょうか。元々キックボクシングのチャンピオンから映画界入りしカンフー映画のスターとなったのですが、86年の『ファイアー・ドラゴン』に出演した辺りから、中年の渋さを前面に押出した性格俳優路線にシフトしました。結果的にはそれが成功して、80年代末以降、本作のような"香港ノワール"やアクション映画に重しを加える役割のバイプレーヤーとして続々と声が掛かるようになったのです。本作では監督と主演を兼ねており日本でも94年10月に小規模ながら劇場公開されましたが、1枚看板の監督としては本作がデビューとなり(77年に共同監督作有)、主演作の封切としては74年末の『空手ヘラクレス』(73年、画像右)以来、実に20年ぶりとなりました。
前コメントでもお伝えした通り、本作はアレックス・マン(画像左)が準主役クラスの大役で出演した以外にも多彩なキャストが顔を揃えています。
アンディ・ラウの恋人役でレジーナ・ケント(簡慧眞、画像中)が顔を出してるのはウレシいですね。スーパースター、ブルース・リー(李小龍)の遺児ブランドン・リー(李國豪)映画デビュー作『ファイアー・ドラゴン』(86年)のヒロインに抜擢され注目を浴びた後"香港ノワール"の金字塔シリーズ第2弾『男たちの挽歌供(87年)に準ヒロイン格で出演。大スター、ジャッキー・チェン(成龍)にも将来性を見込まれ、彼の主演作やプロデュース作にも出演を重ね、次代のスター女優候補として期待されるなか本作への出演となったワケですが…、実は生来偏頭痛持ちで、93年以降映画界から離れ、数度の手術後一旦回復しますが、1999年突然全身痙攣を起こし、病状の悪化にて同年8月16日に31歳の若さでこの世を去ることとなりました。
本作でのラスボスは、日本人俳優の鹿村泰祥(画像右)さんが扮しています。当コミュニティでも取上げた『カジノ・レイダース』(89年)と『ゴッド・ギャンブラー』(90年)の大ヒット作に出演したことからの参加でしょうけども、実際監督兼主演のチャーリー・チャンとは長い付合いで、当コミュでご紹介済の『マグナム・サンダーボルト』(86年、ビデオのみ)では直接のからみはないものの、共演しています。
過去の香港映画の日本人悪役というと先の大戦に起因する反日的色合いが濃かったのですが、本作が制作された時期になると状況は格段に変わっていました。バブル景気で豊熟の極みに達した日本の芸能文化は、近隣アジア諸国のあこがれの的でした。同様に急速な発展を遂げていた香港映画界もまた世界から注目を集めており、97年の香港返還を見据え海外進出の機運が高まっていました。その重要なマーケットとして日本も含まれていたのです。日本の芸能界もまた香港映画に着目し、双方の思惑が合致するなかでジャッキーやサモ・ハン(洪金寶)が大規模な日本ロケを敢行し大成功を収めた『大福星』(85年)の西脇美智子を皮切りに、時任三郎や阿部寛といった若手、そして大御所の勝新太郎といった日本の俳優たちが続々と香港映画に進出していきました。『ゴッド・ギャンブラー』(90年)のチョウ・ユンファ(周潤發)は、日本のヤクザ・鹿村さんを味方に付けて大勝負へ挑んでいきます。この時期の"香港ノワール"を含めた香港映画では、日本の風土と文化は重要な要素になっていたワケです。
クライマックスでのチャーリーと鹿村さんの日本刀での一騎打ちは、日本のヤクザ映画と往年の香港製武俠アクション双方へのオマージュともいえ、様式美と迫力にあふれていました。

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