名人治療家をめざそう！コミュのなぜ膝痛になる？「主人が膝痛でロキソニンを・・」

30日の投稿で、
安保徹新潟大学名誉教授著『医療が病をつくる』の「はじめに」から
消炎鎮痛剤について紹介しました。

31日、腰痛で来院された女性でした
原因は「手から～」の腰痛でしたが・・動作確認して・・施術終了後

「痛み止めや、シップはした方がいいですか？」との質問から、
「しないほうがいいですね」と
故・吉野丈夫生理学博士の小冊子を見せながら

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発熱や発痛が出てくるのは、治そうとする働きである副交感神経系の
治癒ホルモンであるプロスタグランディンの作用ですが・・

解熱・鎮痛剤などの痛み止めは、交感神経を緊張させて
そのホルモンの合成を阻害するためのものです。
（結果、痛み、発熱は一時的に緩和されるが、免疫力などは低下する）

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「炎症を単に冷やすならいいですが、シップ剤も同じですから」と答えると
「主人が、膝痛で通院している病院から
ロキソニン（＊）を沢山もらってくるので・・」と。

そこで、ご主人の膝痛の説明になりました。

「ご主人の膝痛・・最初は、膝の内側から痛くなったでしょう。
単純に、素直に考えてくださいね。
足の裏の重心が外寄りになると・・膝の内側が狭くなりますよね
それで、内側の軟骨（半月板）が磨り減ってきますし・・」というと

「主人はすごいO-脚なんです。
病院で軟骨成分などを注射してもらっていますが、一向に治りません！」と。

●「コラーゲンや、グルコサミンなどを飲んでも、
そのまま膝の軟骨になるわけじゃないですよ・・
一旦、アミノ酸まで消化・分解されてからでないと吸収されませんからね
それに直接、注入されても、原因を治したわけじゃないですから・・」と。

そこで、もう一度、骨格模型で説明しながら

●なぜ、膝関節の内側が狭くなるのか？
●なぜ、足裏の重心が外寄りになるのか？

玄関先で、もう一度、靴の選び方、靴の履き方・・
また、脱いだ後の身についてしまった癖（習慣）についての説明でした。

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基本は、「踵固定」です・・それだけでも膝関節の歪みは直ります
（時々、体感実験をして納得してもらっています）

また、脱いだあとも、足裏の重心を外寄りにする
“つっかけ癖（習慣）”が身についてしまっていますから
無意識でも強制的に足指が使えるようにするため
＝足裏の重心を正常な位置にするための
『（不思議靴下）ヤギ足くん』をオススメしているわけです。

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（＊）ロキソニン

アスピリンを１とした場合の『鎮痛作用』の強さ
（すなわち、治癒ホルモン：プロスタグランディン合成阻害作用の強さにもなる）

アスピリン：バファリン330ミリ錠・・・・・１
インドメタシン：インドメタシンカプセル・・28
・・
・・
ロキソプロフェンナトリウム：ロキソニン・・280～560
ザルトプロフェン：べオン錠80・・・・・・840～1680

安保徹著『医療が病をつくる』から「・・今、アメリカではアスピリンが
脳卒中などのリスクを高めるという報告があいついでいる・・・
脳卒中のみならず、狭心症、心筋梗塞、大腸がんが増加していくことになる・・」

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11月6日（日）：静岡セミナーの予定：
会場は：いっ歩様
http://www.ippo2006.com/about/post-1.html

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