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竹輪句会コミュの第133回句会 披講

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コミュ内全体

みなさま昨晩はおつかれさまでした!
残暑厳しいかと思いきや、雨の新宿裏通り〜、でしたね。
披講をアップします!


2017年8月10日(木)新宿二丁目 コミュニティセンターakta

四句投句、五句選句

兼題:星月夜、青
※青は「青」しばりで。「青」の漢字を詠みこむのはもちろん、青系のもの、青臭いもの、など、自由に「青」を解釈して詠んでください

参加(席順):ザ、潔、けい、どんたか、小太郎、オクタビオ、翼、林蔵、浩平、早子、岡崎瞬、亮、影造
代理投句:凪太、泡沫、さいとう、今朝、アガシ、泰造、荒井和水


間違いなどありましたらご指摘ください!


---


7 靴みがくけもののあぶら秋暑し(亮)

5 廻り出す買い手のつきし風車(アガシ)

4 金管の夕焼丸ごと吸い込んで(凪太)
4 揚げたてのコロッケひとつ星月夜(けい)

3 星月夜ドナドナを長調で弾く(翼)
3 ひとりずつ寝落ちしてゆく星月夜(泡沫)
3 活版の凸凹をなぞる秋暑し(小太郎)
3 唐黍匂ふまひるしんしんと昏き(潔)
3 天かすはふやけて白し星月夜(オクタビオ)

2 風葬の果ての風音ほしづくよ(亮)
2 ごんぎつね撃たれしあとの星月夜(亮)
2 彫像の鳩飛び立ちて昼寝覚(翼)
2 恐竜のいびき静まり星月夜(泰像)
2 変態はどこにでもいる星月夜(小太郎)
2 青々と命を見よと穭かな(荒井和水)
2 許さるると涙湧き出づ星月夜(荒井和水)
2 駅々に違う空かも星月夜(浩平)
2 恋ふは乞ふとや月の裏真つ暗き(潔)
2 パスコード幾つ試して星月夜(さいとう)
2 マジックアワー盆提灯にともす青(けい)
2 人のいい人の小走り星月夜(オクタビオ)
2 軍鶏の頸ダイナソーたり酷暑かな(アガシ)

1 青魚も暇もてあます星月夜(林蔵)
1 芋洗う笑い上戸の青二才(翼)
1 青票を掲げよ踊りおどるなら(凪太)
1 秋隣たたんだシャツにメッセージ(早子)
1 星月夜歌短かすぎると思ふ(潔)
1 元彼がふられたみたい穴惑(小太郎)
1 青空が僕には重荷休暇明け(小太郎)
1 都市停電まごうことなき星月夜(荒井和水)
1 朝顔のあおあおと朝続きおり(浩平)
1 ありがとうとか云うな秋の夜の紺(潔)
1 そぞろ寒青あざの消えにくくなり(影造)
1 宿根の朝顔枯れて家探し(影造)
1 宵闇や連なる屋根を青にせり(どんたか)
1 ひぐらしやタイムセールのおかず買ふ(どんたか)
1 サイレンは悲鳴でしょうか長崎忌(さいとう)
1 CMの青の液体夏惜しむ(さいとう)
1 星月夜嬰児の埋められし川原(ザ)
1 人生はいつ降りかかる星月夜(けい)
1 Fuck You震えて応ふ星月夜(アガシ)

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立木のポーズして汝のギャランドゥ星月夜
星月夜田毎の星の星まみれ
星月夜岬にふたり寝ころんで
新涼や並みで足りないうどんかな
猫のポーズして汝の尻無毛青ふくべ
木曽路では空に近いか星月夜
星月夜スマホの中の笑顔かな
波乗りの恥骨小さく青い痣
暇ゆえに何もせずおり星月夜
握手会青瓢箪が連なりぬ
逃げ水や原子炉建屋のそらいろ
シタールの鳴りやまぬ夏惜しみけり
夏痩せの駆け出すヤマト運輸かな
青シャツのともひこ日焼け胸白く
星月夜牽牛織女のうからかな
歌舞伎町ラメ反射して星月夜
蔦青きジャズ喫茶なり窓に猿
遠花火遅れてゾンビ立ち止まる
風呂あがり青き尻たぶ甘噛みす
黄昏の土手に花火の音高く
遠花火ちかくで放屁ありにけり
吾以外皆連れのをる星月夜
プレゼントちょうちょ結びが青い蝶
鯉の背を撫でている赤とんぼかな
篝火を浴びる潮騒闇に消え
鮎滑り遊ぶ真青の円ら石
青春に微笑返す我れ白秋
王蟲の目青へと返る涼夜かな
天幕の透かす仄かや星月夜
さるすべり車窓に雨のきらきらと
天牛を乗せ鬼瓦鬼となる
夜光虫ひかりて心中の真似事
二百十日時代小説の残骸
銀青の遺影のリボン星流る
「ポプラ」の子五十三才を青いといふ
青空に君のスマイルキラキラと
バリア張る新宿の子等夏休み
風立ちぬ青い青春さようなら
星月夜Y字路に尾の長き猫
あをむしの一挙手一投脚も踊り
萩刈って田舎のにわか駐車場
西瓜割り村一番の娘が叩く
青光り輝くわかさ中学生


--- 以上です ---

コメント(4)

今朝さんのコメント、貼り付けておきます〜

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タビー、披講アップありがとう。
小太郎さん、代理投句どうもです。
竹輪句会も鑑賞力アップに向けて取り組んでいるということで、今回の自分の選の鑑賞(感想?)を練習がてら以下に。
ノートにつけようと思ったんだけど、やり方を忘れてしまった^_^;

天かすはふやけて白し星月夜

「星月夜」と「天かす」の取り合わせ、その遠さが絶妙のようでいて、「天かす」→「天の
かす」→「星屑」という流れでいけば、イメージは以外と近かったり。それ以上に「ふやけて白いんだ」という観察やとらえ方が具体性があって魅力的でした。上五の「は」がオクタビオ句がオクタビオ句であるところの一因なのでしょうが、作句の際にここで「の」の選択肢はあったのかどうかを作者に聞いてみたいところ。

靴みがくけもののあぶら秋暑し

獣の皮で作った靴を「けもののあぶら」で「みがく」、現代の生活の一場面を描きながら狩猟の時代にまで時を超えて世界や思いが飛ぶのは夏の暑さではなく、「秋暑し」の季語の力かしら。

金管の夕焼丸ごと吸い込んで

略語の出だしに一瞬戸惑いましたが、その強引さがこの句柄の力強さと相まって「金管」と「夕焼」の黄金の輝きに奥行きや厚みを感じました。「金管」が「夕焼」を「丸ごと吸い込ん」だということは、主体を奏者に置くと、息を吸った奏者自身も内から外から夕焼けと一体化するわけで、さぞかしいい音が出せそうな。

許さるると涙湧き出づ星月夜

説明や因果の印象が強くて、「湧き出づ」の複合動詞もやり過ぎかなとも思いましたが、最初の「許さるると」ではっとさせられ、このいい意味でのベタ感に引き込まれました。


◎朝顔のあおあおと青続きおり

この句には「朝顔」と「青」しかないのに、朝方の花の咲きよう、その青さがしっかりと描写されていることに感動を覚えました。作者が選んだ仮名遣いが、効力を最大限に発揮している句なんじゃないだろうか。

うわ、句から受けた感動を鑑賞として言葉にして文にまとめるのって、むずかしい……。
でも、どうしてその句を採ったのか、あらためて考えて、アウトプットするのって、すごく勉強になるわ〜。
だらだら、ごめんなさい^_^;
>>[1]  転記、ありがとう。そして、ごめんなちゃい、こーへーくん、「朝」と「青」間違えました、原句は「朝顔のあおあおと朝続きおり」だねvv;


こんにちは。ういろうです。
今回も選と感想にてバーチャル参加を。




◎ごんぎつね撃たれしあとの星月夜(亮)


 最初読んだ時、「撃たれしあとや」ではなくて「の」なの?と少し驚いたのですが、再読して思いました、やっぱりここは「の」なんですね。一句まるごと創作童話の中に飛び込むことで却って勝ち取る星月夜の真の美しさ。その美しさがフィードバックして眼前の夜空の中に帰ってきます。
 私は日ごろ写実、写実と念仏のように自戒していますが、写実とは逆方向にも俳句が完成を手にする道はあるということをこの一句に教えていただきました。うーん、今回の亮さんにはやられたー。
 …これはもう一つのお題「青」を表現したものかしら、とも感じました。



○人のいい人の小走り星月夜(オクタビオ)


 この句の中七までがすごく苦手。…いえ、俳句が苦手というのではなく、職場などで見かける私のすごく苦手な人物像、を的確に伝えてきている気がしてどきっとしました。しかしそこに「星月夜」。この優しい季語が、苦手なあの人も、一生懸命頑張っている「本当にいい人」なんじゃないかしら、と気付かせてくれます。星の瞬きとあの人の小走りは同じ質でできたもの、としたらどうかしら…。
 …オクタビオさんの意図からは大きく反れているかも知れませんが、私の中ではそんなストーリーに落とし込むことができた一句です。



○活版の凸凹をなぞる秋暑し(小太郎)


 こういう触覚の官能的な季節感、大好きです。句の構成でいえば「を」を入れて中八、という点が一見失敗、のようですが、「を」抜いてみるとなぜか調べに品がなくなってしまうのでここでは必要な「を」のようですね。
 ただ、「凸凹」の熟語を他の言葉に置き換えて中七に整えられると、歳時記に例句として載るような俳句に格上げできる可能性も秘めている気がして天には取らず。



○金管の夕焼丸ごと吸い込んで(凪太)


 金管楽器と夕焼け、現代の詩題としてはまるでベタな取り合わせですが、だからこそこんな風に機会毎に新たな生命を吹き込み続けていく必要性もあるのですよね。入口の部分で「陳腐」と浅薄な判断をせず、詩として完成させた心意気に感じ入りました。
 練習でたくさん吸いこんだ夕焼けは、きっとホールで音色となって披露されるのだろうと想像します。



○唐黍匂ふまひるしんしんと昏き(潔)


 今回潔さんの句は4句とも選にお名前が挙がっていますが(おめでとうございます)、全句を通じてネガティブさの描写が光って見えました。私には、ホラー作品の、恐怖に陥る前の段階、…普段の生活の中で、ふっと光が消えて闇に沈みこんでいく予兆が見え隠れするパート、のような印象を持ちました。その中でもこれが一番それにふさわしい感じ。…時節柄、納涼?と思ったのですが、すみません、読み手の妄想全開に浸らせていただきました。





補遺)
靴みがくけもののあぶら秋暑し(亮)
廻り出す買い手のつきし風車(アガシ)

 今回の最多選句と次点句。どちらも句の姿が素晴らしいと直観で感じましたが、内容として、「素晴らしいっ(靴墨って獣脂だったのね?)」「いいわ〜(輪ゴムで止めてあったということなのよね?)」と、個人的経験が追いつかなくて選べなかった。句の力がひしと伝わるだけに、明らかに「後はあなたの経験待ちですねー」という状況判定で本当に残念。
 でも私にとっては慣れ親しんで当然の言い回しの「金管」で、今朝さんが読み取りをちょっと困惑していたように、やっぱり俳句は作り手と受け手の間合いが必要になってきますね。



 今回のお題「星月夜」、上記にあげた句のほかにも、コロッケ、寝落ち、天かす、風葬、恐竜、変態、嬰児(!)、などなど、いや堪能させていただきました。時々こういう風にみなさんのインスピレーションがマグマのようにあふれ出てくるお題がありますね。楽しい。…自分、「星月夜」には実際には月は空に出ていないって今回初めて知りました。みなさん知ってました?




さて、今回はみなさんの詩の心にガツンと胸を打たれたので長めのコメントになってしまいました。長文をお許しください。
では、これにて。


拙作)
黄昏青く秋の灯となりにけり
良き友の散歩の誘ひ星月夜

>>[3]
こちらでもういろうさんの妄想全開選句&鑑賞を堪能いたしました。笑 ありがとうございます!(^^)

人のいい人の小走り、具体的などなたかを連想させてしまったようで、失礼しました、というか、面白いですね、こういうの。笑

星月夜、ほどよい距離感と非日常感がありながら、どこか頑張れば手が届きそうな使いやすい、そして(ここ大事)五文字という収まりのよい季語を得て、竹輪メンバーのインスピレーションが爆発したのかもしれません(個人的に、ヒヤシンス現象と命名、笑、季語ヒヤシンスのときも同じようなことが発生しました)


良き友の散歩の誘ひ星月夜

いいですね、良き友とは? 本当の心許した友でもいいし、ひょっとしたら人間じゃなくて動物や昆虫なのかも、いや動物や昆虫でもない「何か」なのかも、とイメージが広がりました。散歩の誘ひ、という飾らない行為もなんともいいですね。

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