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つぼ先生を語る会コミュの究極のハプニングバー

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 コンビニ強盗で二人の警察官に追われていた俺は逃げ場を失い狭い路地裏に逃げ込んだ。
そこには一軒のバーがあり、黒服が立っていた。
「お客さん。はプニングバーはいかがですか?今なら無料キャンペーン中ですよ!」
「ハプニングバーっていったいなんなんだ?」俺が聞くと
「お客さま同士どんなことをなさってもよろしい自由な空間でございます。セックス、のぞき、SMプレー、同性愛、スワッピングなど、あらゆる事に御利用ください。店内での事は当店では一切関知いたしません。ただし男性は全裸でマスクを着用、店内での事はいっさい口外しない規則になっています。因に当店は各界の著名人ばかりでございますから、普段は入会金20万円となっておりますが、本日は特別な日でございまして一名様のみ特別に無料御招待となっております。いかかでしょうか?」
ここなら安全だと俺は思った。まさか警察官がここまで追っては来ないだろう。
「じゃあ入れてくれ!」俺は焦った様子を押し隠すように答えた。
「いらっしゃいませ!ありがとうございます。それではこちらへどうぞ。」
 薄暗い通路を抜け、中に入ると、まず仮面を付けられ、全裸にされた。
中にはセクシーな格好をした女性や、全裸の男達が数十人いた。何か不思議な空間である。
「あなたは今日のイベントの特別ゲストですね?私キョウコリンです。よろしくリンコ!」どこかで見た事のある女の子だった。
ところで、イベントって一体なんだろう?特別ゲストって?
そこに白髪まじりの初老の紳士がやって来た。
「大泉だ!いやあ、感動した!君が今回のゲストか!」そういって思いきり握手をされたのだが、この人は、ま、まさか!
「それでは特別ゲストの方はこちらへ!」アナウンスとともに二人の屈強な男に左右から掴まれ、俺はなすすべもなくステージに上げられたのだ。
「それでは本日のメインエベント、まずは緊縛界のカリスマ縄師の亀八氏の登場です!」
俺は猿ぐつわを噛まされ、亀甲縛りに縛り上げられた挙げ句に、テーブルの上に乗せられた。それは、騒ぐ間もない一瞬の出来事だった。
「すばらしい縛りでした!縄師の亀八氏に拍手をー。続いては、ホテル、ニューコタニ総料理長の御登場です!」
俺は何がなんだか分からないままにからだにソースを塗られ野菜を盛り付けられた。俺の上にはキャビアやフォアグラ山海の珍味でいっぱいである。これは話によく聞く女体盛り?いや、男体盛りか?
そんな事を考えていると、双子のおかまがやってきて。
「あら、あなたったらとってもうらやましいわ。これって究極のMプレーよね。素敵な体してるわねー、もう食べちゃいたいくらい。ほほほ」
といいながら寄って来た。それを合図のように次々と人が群がる。
そこには俺を追っていた警察官の姿も!
「本官達の様な一般人を参加させていただき大変有り難き幸せであります。」警官達はマスクの全裸男達に敬礼をした。
「何を言うんだね、君たちの協力があってこそ、このイベントがやっていけるのではないかね。大泉は感動した!」その声はあの大物政治家だった。
ま、まさか、ここに来たのは巧妙に仕組まれた罠っだったのか!
気が付くのが遅すぎた。客達が手にしている物は肉切りナイフとフォークだったのだ。俺は必死でもがいたが、縄が食い込むだけ。
だれかの声が聞こえた。
「この人暴れて食べにくいコリン」
「御安心ください、お嬢様。本日は優秀な麻酔科医と外科医のお客さまもいらっしゃいますから、新鮮なまま静かにお食事いただけます。」
その直後、一瞬腕にチクッと痛みを感じたがそれっきりもう自分がどうなっているのかさえ分からなくなっていた。
「やはり、究極の快感は究極の背徳行為である、殺人と食人ですな。」
「ですが大丈夫なんですかこれって?」
「このクラブには警察幹部、医大教授、大物政治家が集まっているんだ。何も心配いらないよ。ははははは、死亡診断書は私が書いてあげよう。」
「そうそう、こんな社会のごみをどうしようがいいじゃないか、ははは」
「とっても美味しいリンコ!キョウコリン感激リンコ!」
消えかかる意識の中でその声が大ファンの小倉恭子であると確信した。
そうか、キョウコリンに食べられて死ぬのなら俺も本望だ。
俺はフッと笑って意識を失った。

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