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空海の詩コミュの遊山慕仙詩***(その3)

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コミュ内全体

遊山慕仙詩より密教世界観の部分です。

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三密変刹土 虚空厳道場 山毫点溟墨 乾坤経籍箱

万象含一点 六塵閲縑緗  行蔵任鐘谷 吐納挫鋒鋩

三千隘行歩 江海少一甞  寿命無始終 降年豈限疆

光明満法界 一字努津梁  景行猶仰止 思斉自束装



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☆読み下し文(阿部龍樹『空海の詩』より)

三密刹土に遍く
虚空に道場を厳る
山毫に溟墨を点ず
乾坤は経籍の箱なり
万象を一点に含み
六塵を縑緗に閲べたり

行蔵は鐘谷に任せたり 
吐納は鋒鋩(ほうぼう)を挫く
三千は行歩に隘(せま)く 
江海は一甞に少なし  
寿命は始め終わり無し 
降年豈に限疆(かぎり)あらんや

光明、法界に満てり 
一字津梁(しんりょう)を努む  
景行(けいこう)猶(なお)仰止(ぎょうし)すべし
斉(ひと)しからんと思わば自ら束装(そくしょう)す

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☆現代語訳(阿部龍樹『空海の詩』より)

身、口、意の三密は遍く宇宙に拡がり
大宇宙に大曼荼羅を荘厳し
大山脈を筆として大海を墨として書せば
天地は一切経の一巻の軸
万象森羅を阿字一字に含み
真理をこの身にまとう
顕教と密教は求める心に応じて顕となり密となる

大日如来の阿字より溢れ出る説法
吽字に収まる沈黙は鋭き舌峰をも破砕する
宇宙三千世界も歩くに狭く
生命寿命に始めも終わりもなく
生き続ける命の限りもはてもない

大日如来の慧光宇宙に遍く
阿字によって彼岸に達す
大日尊の境界こそ讃えられる
求めるならまず心をおこすべし

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コメント(3)

密教世界の表現はさらに、スケールを大自然から宇宙へと大きく飛翔して、空海ならではの巨大な喩えに、目をみはります!!


山毫に溟墨を点ず
乾坤は経籍の箱なり

大自然に書を描き、経典の箱としている喩えです。
久しぶりの詩、うれしくは読ませていただきました、
トテモ難しいのですが、空海の大きさはなんだか解るような気がします、
このような大きな心を持てたらといまさらながら自分の小ささに恥じ入ってしまいます、
お久しぶりです^^

山を筆に虚空に文字を書き、天地を経典の入れ物(箱)にしている、この下りはとても雄大で好きな句です富士山

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