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試写会・映画館にてんやわんやコミュの『椿三十郎』2007年12月1日公開

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●あらすじ
深夜の社殿の中で、井坂伊織ら9人の侍が上役の汚職を暴き出そうと密談していた。意気が上がる若侍たちの前に社殿の奥から1人の浪人が現れた。粗末な身なりに口も悪く、腹が減っていると見える。しかし、話を聞くうちに、井坂は浪人に類のない頭の切れを感じ、仲間に加わって欲しいと頼む。反対する侍もいたが、井坂は三十郎と名乗るその素浪人にえもいわれぬ魅力を感じていた…。

●作品について
黒澤明監督の名作『椿三十郎』が森田芳光監督の手により、時代を超えて帰って来た。主演は、織田裕二、豊川悦司ら今の映画界をリードする若き侍たちだ。ある夜、密談する若侍たちの前に現れた男は、一見、無精ひげを生やした素浪人だが、類まれなユーモアで人を挽き付け、卓越した知識と剣の腕前で危難をなぎ倒していく。三船三十郎が威圧感でグイグイ引っ張って行くのに対し、織田三十郎は、協調性で若侍たちを惹き付ける。時代の違いこそあれ、理想のリーダーとしての三十郎を作り上げている。また、仲代達矢が演じた室戸半兵衛を豊川悦司が颯爽と好演している。脇を固める風間杜夫、小林稔侍、藤田まことらの演技合戦も見ものだ。 

2007年12月1日公開・公開中

コメント(3)

★★★★☆
 先日マスコミ報道で『椿三十郎』も角川大作映画にありがちな製作費30億円の巨費を投入して、興収が10億まだ届いていない大ゴケ状態にあるそうです。
 やっぱり駄作なのかと案じつつ鑑賞したのですが、やっぱり面白かったです。

 だいたいシナリオが黒沢版と同じものなのだから、つまらないわけがありません。それに、本作でも主役の織田裕二はじつに良かったです。毎回完璧に役を作り込んできていましたね。表情やセリフの言い回しだけで、観客を引き付ける術を持っている役者で、離しません。江戸弁の粋な巻き舌で、立て板に水を流すように、ポンポンと小気味よく淀みなく台詞が回っていく様は、気持ちいいものでした。

 織田も、オリジナルで三船敏郎が演じた三十郎を、ものの見事に本作に再現しているもののどうしても用心棒としての迫力、存在感までは三船に及ぶはずもなく、軽く感じてしまいます。青島刑事のノリで三十郎をやっていて、その軽さが織田の持ち味ではあるもののそれをふまえた07年版のオリジナルティを目指すべきではなかったかと思います。 
 緩急のつけかた、テンポ、リズムにおいて07年版は所々間延びしていて歯切れの悪さを感じてしまいました。実際に森田版は黒澤版より21分も長いのです。
 その点黒澤版は全く無駄がなく、いい緊張感をもたらしてくれます。森田監督の中の演出の迷いが21分の時間超に出てしまったのだと思います。

 それでも娯楽作品としては、理屈抜きに楽しめました。敵の懐刀役の豊川悦司も、若侍の松山ケンイチも、良かったです。ラストの決闘シーンもばっちり決まっていました。作品として、ダメだしするところはなかったのです。
 それでも興業数字を伸ばすためには、欲を言えば完全コピーよりも、北野監督の「座頭市」みたいに、現代的的にテンポアップして森田監督ならではの見せ方もあったのではないかと思います。
 最初から同じシナリオというネタバレが発表になっていては、チト幻滅する層ももあったのではないでしょうか。
面白かったですよ!

三船版は観てないから比べようがないので、全くオリジナルとしてみても。

悪人面は悪人役なのですごく分かりやすいし、松山ケンイチさんを頭にする若侍達は、青二才っぷりが好演だったし。

イマイチヒットしなかったのは、時期も悪かったのと、観てませんが「武士の一分」と比較されちゃうのもあったのかもしれませんね〜
私は織田くんの方が好きですけどね。

押入れ侍の、佐々木蔵ノ介さんは本当にステキでしたよ指でOK

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