昭和の時代は活字の時代、無駄な文字を1つでも減らすべく、文字数が3文字を超える単語の最後の長音記号は削除することが多かった、と聞いたことがあります。
コンピューター → コンピュータ
プリンター → プリンタ
シュミレーター → シミュレータ
地道に1文字ずつ削減して余った文字数を他にまわすことで、わずかでも豊かな表現を志していました。
3文字を越えても "ー" を付けるのが一般的な場合は付けるのが慣習でした、例えば「ランナー」とか。
今のWEBメディアは紙面ほど文字数を気にする必要がないので、最後の "ー" は復活した訳で。
僕は今でもTwitterなんかで「後1文字足りない!」って時は ”ー" を削ったりしますけどね。
ちなみに最後の "ー" を消すのは単語の文字数が3文字を超える場合で、複数の単語からできている単語の場合は、分解して最後の単語が3文字より少なければ "ー" を消さないルールだったと思います。
例えば、カウンターバー、は、カウンターとバーの2つの単語からできているので、カウンターは最後じゃないしバーは2文字しかないので、カウンターバーはカウンターバーのまま、カウンターバ、でも、カウンタバー、でもない、と。
もともと最後に "ー" が付いてなかったのに、いつの間にか付いた「パーカー」は、めずらしいんじゃないでしょうか。
昭和なら雑誌の表記は「パーカ」だったんじゃないかと思います。
■フード付きの服は「パーカー」それとも「パーカ」?小説家「当たり前にパーカーと思って生きてきた」
(まいどなニュース - 11月05日 19:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=6729716
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