東住吉コールド負け、4回戦進出ならず

【東住吉　●　0-7x (7回コールド) 城東工科】もしきょうの試合に勝っていたら、次戦の相手はなんと大阪桐蔭だった！昨日その組み合わせを知ったときには体内の血液が一気に逆流した。たぶんウチの選手たちも同じように血が騒いだことだろう。その気持ちが上滑りしてしまったのか、いやいやそれは相手だって同じことだ。

おとといの試合は両者紙一重やなと思ったけど、きょうは圧倒的な力の差を見せつけられた。機動力がウリとの前宣伝通り、とにかくちょっとでもスキを見せれば走ってくる。とりわけウチのエースが投球動作に問題ありと何度か主審から注意され、ピッチングがギクシャクしてからは実にイヤらしく何度も仕掛けられた。

打つほうは2安打のみ。チャンスらしいチャンスも少なかったし、中軸が三者連続三振なんてイニングもあった。さほど球に威力があるとは思えなかった相手サウスポーだけど、さすがOBに世界の安藤忠雄を輩出している学校、ピッチングも“組み立て”が巧いのだろう。終盤にはウチの側にあきらめムードみたいなのも感じられたし。

これで彼らの夏も終わりになるけど、実は一昨年の予選もこの城東工に敗れて終わっている。昨年はコロナで中止だったから2大会連続同じ壁だったということ。とりあえずは新チームでの秋季大会に期待したいけど、まずはその前に明日の大阪桐蔭＝城東工戦、ウチを叩きのめしたソツのないチームが超強豪相手にいかに戦うか、注目です。