今年最初のアニメーションでシーズン終了したものが多くなってきました。
今シーズン、多々あったのですが、玉石混交、選択が難しそうです。
シーズン続編とかでない作品で面白いなと思ったのが「裏世界ピクニック」
ピクニック趣味だからタイトルが気になったと言うのはありますが、
内容を見てみると、何のために登場したか不明のゾーン、謎の罠、探索者。
これらはアンドレイ・タルコフスキー監督の映画「ストーカー」の影響濃く、
タイトルは原作ストルガフスキー兄弟の「路傍のピクニック」
をオマージュしているのだな、と納得できました。
映画の布付きのナットを投げるシーンは、アニメではボルトを投げています。
映画の物語の主題がなぜ「ゾーン」が登場したのか?ではなく、
「ゾーン」ありきで存在意義を問うような話になっています。
アニメーションでは人探しと怪物?妖怪?ものになっています。
それでもなかなか雰囲気が良く、漫画原作もアニメーション以上のできです。
どこまでも陰鬱な「ストーカー」「路傍のピクニック」それに対して、
明るい背景の場面でも陰鬱な「裏世界ピクニック」。
同じ「結末が見えない作品」ですが対比が面白いです。
ぜひ、第二期を作って欲しいものです。
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