☆２月２週分（その２）

☆今週の重賞☆
今週は久し振りに３重賞！春のＧ１シリーズに向けて、徐々に濃いレースが組まれ始めます。
京都記念＜Ｇ２＞（芝二二）は、有力馬候補の１頭だったセンテリュオは引退してしまいました。
ラヴズオンリーユーは、有馬記念は<10>着に終わりましたが、メンバーレベルを考えれば仕方ないという見方も出来ます。２走前のエリザベス女王杯での0.1秒差・<３>着がこの阪神二二でのもの。有力候補となります。
モズベッロは、前走のＡＪＣＣは0.4秒差・<５>着止まりでしたが、末脚は目立っていました。復調が感じられます。開幕週の馬場レベルは心配材料ではありますが、まだ状態面の上積みが期待出来るでしょう。
ステイフーリッシュは、この京都記念に３年連続の参戦。過去は<２>・<３>着と共に馬券圏内に食い込んでいます。今年は舞台が阪神に替わりますが、チャレンジＣ・鳴尾記念で<３>着があり問題ありません。二二を得意にしている強みもあります。
ワグネリアンは、前走の宝塚記念で3.3秒差・<13>着と大敗を喫してしまいましたが、馬場レベルが合いませんでした。日本ダービーを勝つまでは軽い芝巧者でしたが、年齢を重ねて重い芝向きにそのキャラクターをシフトさせています。
サトノルークス、ジナンボー、ダンスディライト、ダンビュライト、ハッピーグリンあたりの食い込みが叶えば好配当も期待出来るでしょう。

共同通信杯＜Ｇ３＞（芝千八）は、クラシックへ向けて注目の一戦となります。
ステラヴェローチェは、前走の朝日杯ＦＳで0.1秒差・<２>着。デビューからの２走は道悪でしたが、時計勝負の馬場レベルにも対応しました。今回は距離が千八に延びるのがどうか。こなせば。
ディオスバリエンテは、先週のきさらぎ賞と両睨みでしたが、こちらに駒を進めてきました。新馬戦で降したボーデンが次走の未勝利戦で衝撃のパフォーマンスを披露。同馬が注目を浴びるのは当然です。軽い芝でどのようなパフォーマンスを見せるのでしょうか。
キングストンボーイは、２走前のサウジアラビアＲＣの<５>着をマイルの距離と考えていましたが、次走のベゴニア賞で快勝。マイルをこなすと共に、軽い芝でも好走しました。今回は千八に戻りますが、新馬戦を勝っており問題ないでしょう。
エフフォーリアは、前走の百日草特別で上がり33.4秒をマーク。新馬戦は重い芝の札幌で勝ちましたが、軽い芝で更なる良さを発揮しました。これまで７・８頭という少頭数でしたが、内容はしっかりしたものを残しています。
レフトゥバーズは、クイーンＣを抽選で除外されてこちらに回ってきました。出走馬中唯一の牝馬で牡馬に挑戦することになりますが、新馬戦はインパクトのある強い内容でした。ここでも楽しみな存在となります。
ヴィクティファルス、カイザーノヴァ、シャフリヤール、タイソウ、プラチナトレジャーあたりの食い込みが叶えば好配当が期待出来ます。

クイーンＣ＜Ｇ３〜牝馬限定〜＞（芝千六）は、注目に値する好メンバーが揃いました。
ククナは、前走のシンザン記念で断然の１番人気を裏切っての<４>着に敗れましたが、馬場レベルが合っていなかったのも確か。同情の余地があります。２走前のアルテミスＳでソダシの0.3秒差・<２>着。コース替わりは明らかにプラス材料です。
アカイトリノムスメは、この東京千六を連勝。ゲートが悪いというロスがありますが、末脚は確実に切れています。未勝利戦・赤松賞の走破時計が母アパパネと全く同じという面白い戦績を刻んできています。
リフレイムは、前走の京王杯２歳Ｓで0.2秒差・<５>着と初めて土が付いてしまいましたが、中１週というローテーションがその大きな原因として挙げられるでしょう。立て直された効果が楽しみです。
レッジャードロは、新馬戦で凄みある末脚を見せての勝ちっ振りがインパクト大。粗さが残っていますが、能力の高さは十分感じました。課題は色々と残っていますが、直線の長いコースで更にその末脚が楽しみとなります。
以下、前走のベゴニア賞で敗れたとはいえ、着差は牡馬相手に僅かにクビだったステラリア。「良」の時計勝負に対応出来るかどうかが依然としてポイントとなってくるインフィナイトあたりが人気となりそうです。
アールドヴィーヴル、イズンシーラブリー、エイシンヒテン、カイトゲニー、カナリキケン、サルビア、スライリー、ハッピーオーサムあたりの食い込みが叶えば、好配当が期待出来るでしょう。

小倉は、日曜日の午後に高い降水確率が出ています。現状では競馬が行われる時間の影響はなさそうですが、移り変わりに注意しなければいけません。最終結論をどうぞお楽しみに！！



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