カシノナガキクイムシは、樹種に優先度はないらしい。
アカガシ、シラカシ、コナラの中で、最も被害に遭っている樹種は場所によって異なっている。
近所の中根公園では、アカガシを選ばずにシラカシを選んでいる。といっても、まだ被害といえるほどではない。
そのシラカシのところどころに樹液が染み出ていて、昨晩見に行ったら、そこに無数のアリがたかっていた。↓の樹液では、おびただしい数のアリに混じって、カシノナガキクイムシやナミモンコケシキスイが見えている。
根元の木屑には、カシノナガキクイムシがもう1頭。
近くの樹液に、シラホシハナムグリ。
というわけでカシノナガキクイムシを2頭採ったのだが、そのうちの1頭が首尾よく♀だった。↓左の♂は上翅後端の左右に鈍い突起があるが、右の♀にはそれがない。
♀の前胸背中央やや後ろ寄りにある円い孔点を、再び画像に↓。どうやら数は6つのようだ。
ログインしてコメントを確認・投稿する