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2020年08月04日08:14

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アパッチ砦

『アパッチ砦(Fort Apache)』米国1948年公開、ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン、ヘンリー・フォンダ、モヴィータ・カスタネダ、ペドロ・アルメンダリス、ら。
『騎兵隊三部作』の内、『黄色いリボン(1949年)』と『リオ・グランデの砦(1950年)』は鑑賞済みでした。第一作目である本作品はリトルビッグホーンの戦い(1876年)で米合衆国側が全滅、功を焦り現場を知らない司令官の無謀な作戦が軍全滅を呼ぶ、という教訓めいたお話。南北戦争における失策の責任を取らされ東部から嫌々ながら辺境のアパッチ砦に左遷させられ着任した堅物のサースデイ将軍(ヘンリー・フォンダ)に対し、現場をよく知る古参のカービー・ヨーク大尉(ジョン・ウェイン)の奔放さが見ものでした。正論は堂々と正面から主張しながらも、陰では決して上官(ヘンリー・フォンダ)の悪口を言わず寧ろ立てるジョン・ウェインの男気が際立った作品でした。「リー将軍の本に、チンギス ハーンの戦略は凄かった、と書かれていた」なる台詞が登場しますが、ちょっとチェックしてみたい点です。ジョン・ウェインが先住民の代表と対峙する時に、ダコタ族は勇気があるとか、 シャイアン族や アパッチ族には覇気がないとか、ディアブロ族はどうだ、メスカレロ族 やテロカワ族はこんなだとか、、という会話が登場します。これ迄も西武劇における先住民部族の名前が挙がる度に気にはなるのですが、真面目な勉強には未だ取り組んでいない体たらく状態です。因みに昨日の帰宅時に運良く眺める事が出来た満月、アメリカ先住民が季節を把握する為に各月の満月に名前をつけていた、と言う事を知りました。どの部族の話なのか辿り着けませんでしたが。兎に角、昨夜の満月は“Sturgeon Moon(チョウザメ月)”と言われていたんですね、成る程。ところで、改めて「リトルビッグホーンの戦い(Battle of the Little Bighorn)」を復習しました。。1876年6月25日、米国モンタナ州リトル・ビッグホーン川流域で行われた合衆国陸軍と北米先住民との戦い、白人側は「リトルビッグホーンの戦い」と呼ぶが 先住民側は「グリージーグラス川の戦い(Battle of the Greasy Grass)」と呼ぶ、と。当たり前の様ですが、「大東亜戦争」と「太平洋戦争」、「マルヴィナス戦争」と「フォークランド紛争」とか、戦いは双方の呼び名があるって事、再度気付き続けたいと思わされました。
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