美談にすり替えているのはおそらく番組がわ

病院のほうは院内感染で本当に大変だったし、
また何かあったら今度こそ病院が倒産してしまいかねないので、
いろいろ反省もし今後の感染予防とか考えたと思うよ。
東京はそろそろ第二波きてるしさぁ、病院側は考えると思う。

ただね、取材する側がね。
震災のときも、去年の豪雨で店舗住宅が水かぶったときもそうだったけど、
取材された人のほうは「この現状を知ってほしい」と思っただけ。
地震も豪雨も日本のどこにいつ来るかわかんないし、
来るとこうなるよ、だからこういう準備は普段しておいてもし来たらこうしたほうが、って
みんなに知ってもらえるなら自分の経験や店の中をさらけ出すのも意味がある、と思った。
でも番組見たら、そうなってなかったんだって。
実際にひどいことになっている場所の画面は出たし、
すごく大変だった体験インタビューも出たけど、
それが「補助金支給が不十分でしかもすごく遅れている」ことととつながって言われたり、
ボランティアが入って汗ながしてがんばって現地の人との絆がどうこうとか、
いかにも「さあこれで感動してください」の内容になってたり。
だから２回めのNHKからの取材要請は断ったってさ。

何か泣ける話苦労話ひどい扱い受けてもがんばる話を放送すれば
視聴率が高くなるんじゃないかな？
だからどんな話もそっちにもっていこうとする。
それが「売れる番組を作る」ってことだよね。
NHKの番組作りでも上記のように「鼻についた」くらいだから
コマーシャルいれて稼いでいる民放はなりふりかまわず「感動できる美談」に
ムリにももっていくでしょ。

それってなんか、病院側にもあまりいいことじゃないと思うんだが、
病院もわたくし立なら病院名出て宣伝になったほうがいいかもね。
美談番組作るほうも知ってて利用されて売名したい病院も、どっちもどっちかな。

室井佑月氏が院内感染に「美談にすり替えるのはやめろ」と主張して批判殺到！　永寿総合病院は応援に感謝のツイート
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