mixiユーザー(id:91293)

2020年06月24日19:22

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レーダーは高いところにあるほうがいい。

地球は丸い。そんな常識を忘れてもらっては困る。

イージスアショアのいちばん大きなメリットは「山の上にレーダーを置ける」こと。
レーダーとは「直進性のいい電波を出し、跳ね返ってきた電波を受け取って被測定物体との距離、方向などをとらえる装置」だ。だから、遠くまで「見る」ためには「高い場所」が必要になる。海上のイージス艦はどれだけ高くしても海抜500mにはできない。

ロケットも、中・長距離ミサイルも、地球の重力・丸みがある以上、大圏コースとよばれる経路を通る。自衛隊が「地図」でなく「グーグルアース」を使って検討した理由はそれだろう。ちょっと検索すればわかるが、地図上で大圏コースを計算するのはかなりめんどくさいが、コンピュータを使えばかなり簡単にできてしまう。高度差なども計算できるようなので、それも大きなメリットではある。

よく見かけたコメントに「自衛隊が保有する迎撃ミサイルを増やせばいいじゃないか」というのがあったが、今回の問題は「迎撃ミサイルのブースターが米軍の宣伝文句通りの場所に落とせない」ということ。迎撃ミサイルを増やしてなんの意味があるのかわからん。
ましてやレーダーを減らしたら命中精度も低下する。

あれは日本を守るためじゃなくてアメリカの基地を守るためだ!<当たり前だろう。私が中国や北朝鮮なら、まず攻撃すべきは米軍基地であって、日本じゃない。が、米軍基地がやられたら日本もタダではすまない。だから、米軍基地を守る施設・設備・装備品を日本が持つことには意味がある。
ロシアの場合はちょっと違ってくる。アメリカを相手に戦争やるなら北極を越えてワシントンDCやニューヨークを狙ったほうが「近い」からだ。

その反面、安倍首相が言っている「敵基地攻撃能力」はどれだけ意味があるのだろうか?
北朝鮮が基地からではなく移動式発射台から中距離ミサイルなどを運用していたことはわかっている。敵基地攻撃で本当に間に合うのか?(それを含めて検討させる、ということかもしれない)。

防衛・軍事にはど素人の私でもその程度はわかる。
日本は今のところ、戦争をやる必要はない。が、「隣」にイキがっている馬鹿やちょっかい出してくる姑息なヤツ、何かと言うと日本を悪者にするアホがいる以上、防衛力は持たなければならない(災害対応などでちからを発揮してくれている自衛隊には感謝!!)。
その程度のことを分かっていないのなら、絶対に支持してはいけない政党だ、ということになるぞ?

■衆院安保委開催を要求=野党
(時事通信社 - 06月24日 18:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6132493
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