第４９５７話　　アスパラホルスター

どうも、ともんじょです。

家の窓の下の茂みで猫がうずくまっている時ってどうすればいい？
今日、猫が窓の下でうずくまっていたんです。
車の下とかで暖を取るところを見た事はあります、家の周りをうろついていることは日常的だから。
ただね、うずくまってうつろな顔でこっちを見て逃げようとしないっていうのは珍しいことです。
これは何かあるなって予感がしますよ。
ここで死なれるのは困るなぁ。っていうのが率直な感想です。
まずは様子見っていうことで放置してみました。
けど、定期的に観察はしましたよ。
ただ、近づくこととはしませんでした、変に刺激しないようにしようと思ったし、
触るっていうのもちょっといらぬリスクを考えてしまいました。
２メートルないくらいの距離で様子を見ていました。
するとね、１時間半経ってもその場を動きませんでした。
もう心配が懸念になりますよ。
こういうときってどうやって保護をすればいいのかわからない、犬なら何とか対処できるんだけどね、
具合の悪い野良猫ってそうそう見かけないから。
なので、小樽市の保健所に電話をかけてみました。
コロナで忙しいさなかに。
すると、一応保護はしてくれるんだそうですけど、行先は保護団体ではなく処分する施設だとも釘を刺されました。けどね、捕まえる自信もないし何もできないから捕まえることはお願いしました。
電話して十数分後に来てくれました。
すると、ボクを見ても何もしなかった猫が、保健所の職員さんが近づいた途端に、
ピューーーーーーーーーっと逃げていきました。
「顔を見た感じ、病気とかじゃないんで大丈夫です、逃げる元気もあったし」とさすがにプロですね。
パッと見てわかるんだもの。滞在時間５０秒ほどで職員さんはかえっていきました。
こんなことのために呼び寄せてしまいました。何か悪い気がしましたよ。
まあ猫も何もなくてよかった、けども、何故あんな茂みでまったりしていたんだろう。
もしかして、冬の間に家の床下にいて、ネズミににらみを利かせてくれていた奴なのかもしれない。
そのおかげで一切ネズミの被害がなかった冬だったので、あの猫にとって住み慣れた家だったのかもしれません。
次にまた同じ所でうずくまっていたら、ニボシでもあげてみます。
チャオチュールはないけど。
ああまずは無事でよかった。