クルマのこと

僕のクルマ。
CX-5。

ご存じの方も多いと思うんですけど、これを買う直前まで僕はロードスターが欲しかったんです。
でも、いろいろ現実的な問題があって、結果こんなでっかいクルマになっちゃったんですけどね。

運転してみると、ホントに良いクルマです。
長距離なんかホントに楽だしね。
何しろディーゼルなんで燃料も安い。
そうなんだけど、心のどこかで「良いクルマだけど、これはロードスターのセカンドチョイス」みたいな感じで思ってる部分もあって、実は複雑な心境だったりしてたんですよね。
で、「せめてオーディオぐらいは良いものに付け替えてやろう」なんて感じでちまちまいじって、どうにか自分味にしようとしたりもするんだけど、それでもその辺走ってるロードスターを目で追いかけちゃったりすると言うね。

でも最近、ロードスターじゃ無くこれを買って正解だったなぁ、と思うことが何度かあったんですよね。
人乗っけられるとか、大きい荷物でもヘッチャラとか、まぁそういう類のことなんですけど。
CX-5に助けられてる自分というのに最近気付きました。

そうなると、クルマって俄然可愛くなってくるのね。
なんか、実はこいつ健気に俺に付いてきてくれてるじゃん、みたいな感じで。
で、不思議なもんで、こっちがそう言う気持ちになってくると、クルマも心なしか調子よくなってくれたり。
一発でスマートキーを判別してくれるとかね（笑）。

そして、このクルマの中に確実にロードスターの遺伝子が流れていることに気付いたりね。
このクルマ、こんなでかいのに運転してみるとデカさを全く感じないんですよ。
それどころか、峠道とかで「それっぽいクルマ」よりも速かったりするんです。
運転してて退屈を感じたことが無いって言うか。

マツダのクルマって「人馬一体」って言う言葉がつきまとうんだけど、それは「運転の楽しさ」みたいな部分の話だと思ってたんだけど、もしかしたらそうじゃないのかもなぁ、なんて事をちょっと最近思ったりします。

そして、心なしか赤いクルマが似合うようになってきた気がします。