テレビ神奈川で「大岡越前」の再放送をしているのでついつい録画して観てしまうのですが、改めて観てみると、第一シーズンではまだ何をしてよいものか分からず迷走状態で、第二シーズンではアクションを強化してみたり、やっと第三シーズンでパターンが定まってきますがまだ人情中心の話は希薄で、今は第八シーズンですが完全に皆が知ってるドラマの大岡越前に成ってます。新人の与力として現千葉県知事が出演してますが、落ち着きの無いキャラクターで失笑してしまいます。
ウルトラマンも水戸黄門も最初はパターンが定まらず迷走状態でスタートしてますが、同じような道を辿ってますね。
では本題です。
今、世の中は様々なイベントが中止されて社会が停滞していますが、半年前に予告編のような出来事がありましたね
昨年の10月12〜14日の連休、奈良へ行ってきました
しかし台風直撃の予報、急遽予定を変更して前日の夜に職場から直接新幹線を使って向かいます
新幹線内、今のうちに移動しようと同じ考えの人達で鮨詰めの満員
。JR奈良線の最終で奈良駅へ到着です。
案の定、翌日は交通麻痺で新幹線をはじめ運休続出でした。
12日、到着してるものの、台風で何も出来ません。
JR奈良駅のお土産物屋もこの通り
「鹿の角切り」などのイベントも軒並み中止。
旧国鉄奈良駅。
既に夕方です。
誰も居ない近鉄奈良駅
人気店も軒並み臨時休業です。
老舗旅館「江戸三」の料亭を予約していたのですが、一緒に予約を入れてた方が台風の煽りで到着出来ません。お店に少し遅れる旨を電話して伝えます。
予約時間を15分ほど遅れて江戸三に到着、仲居さん達が心配して奈良公園内で待ってて迎えてくださいました。他のお客さんは皆キャンセルした模様でした。
離れに案内されます。
名物「若草鍋」(登録商標)を予約してました。
付け合わせの料理。個々の名称は覚えてません。
左端の杯は金箔入りの食前酒。
豊澤酒造特注のお酒
仲居さんが全て調理してくださいます。
値段は張りますが、食材もサービスでもそれなりの理由があるのです。
食べられるまで床の間に飾ってあった郷土工芸の一つ「猩々」一刀彫を拝見。
仲居さんに「流石、お目が高い」みたいな事を言われる
食べても食べても減りません。
しかも日本酒と合わせて永久的に食べれそう
やっとゴールが見えてきました。
雑炊化の為、仲居さんがご飯投入。
旨味が凝縮してます。
デザートの牛乳豆腐。
予想外の食感が面白い
食べ終わる頃には風雨は止んでました。
窓の外から「グギー」と、この世のものとも思えない叫びが聞こえてきました。
襖を開けて見ると、外には鹿が沢山。
叫び声は発情期のオスの鳴き声でした
http://www.edosan.jp
嘘のように静まり返った台風一過の奈良公園を徘徊します。
暗がりに居るのはシカばかりで、人が居ません。
浅茅ヶ原・浮見堂。
奈良国立博物館仏教美術資料研究センター(旧奈良県物産陳列所)
平城京観光の目的地「椿井市場」へ行ってみます。
暗くて幽霊横丁にしか見えません
翌々日
この辺りは墨(墨汁)、硯を扱う老舗が並ぶ地域でもあり、市場の両隣も蔵店が並びます
現在地。
矢印が市場の入り口。
矢印と反対側(西側)の路地へと北側から回ってみます。
画面右端に椿井市場の入り口が見えてきました。
突入します。
お店は廃業していて一見廃墟ですが、そこかしこに住宅としてはまだ機能していて半分以上はまだ人が住んでる気配がします。
元来た西側を振り返ります。
かまぼこ製造業者「魚三」の透かし彫りから、創業は戦前だった事が推察されます。
再び東へ向かって前進。
右手、路地が南側に分岐してるようです
南方向へ入ってみます。
突き当たりは廃墟でした。
突き当たりから東側を望みます
住んでる感が凄い。
市場通りに戻って再び東方向へ。
通りを中程まで来ると、左手に社が見えてきました。
この奥(北方向)には公衆便所が有る気配です。
案内に沿って進むと・・・
トイレがありました。
女性の使用は全くオススメ出来ません
戻ります
横倒しのドアは元々トイレのものでしょうか。
社の向かい、南方向にまた路地が見えるので行ってみます。
頭の上、ごくごく最近に補修した形跡が見てとれます。
進んでみます。
さらに西側に曲がると先ほど見た市場裏側が。
西に進んで振り返る。
店の裏側。
元の路地を戻ります(東方向)
総督的ポイントの写真を失敗しました、「ダマラム、一生の不覚!」(声:大塚明夫)
再び市場通りを東進。
社の東側(通りの北側)の一角は菜園的に成ってます。
画面左手に社と公衆便所。
元来た西方向。
東進。
進みつつ西側を振り返る。
屋根や配線が余りに自転車操業的雑多な作り付けで興味深い
サイレン?
ここから先の東側は一度火災の被害に遭い再建された部分。
タイ料理屋が営業中でした。
皮肉にも焼け残った方は全て廃業。
左(北側)を見ると小さな祠が。
さらに進みます。
左側には人気の街中華屋がありますが、台風の影響か、タイ料理屋以外は全て閉店してました。
落書きに非ず。
名物「夫婦饅頭」は別の場所で営業中です。
残念ながら訪問直前に廃業したお店も。
東の入り口まで戻りました。
街中華の「大廣」がやってなかったので、また再訪問の必要がありそうですね
最近はこうした昭和の横丁商店街が人気で、各地で客足が盛り返しているようです。
火災の弱点もありますが、燃えても再建した所も多いみたいですね。
一方、溝ノ口西口商店街も同様に放火による火災に遭って半分消失していますが、こちらは再建許可が降りず、住所もあり税金もちゃんと払っていた被害者である筈の老舗のオーナー達は逆に皆犯罪者のように扱われて追い出され、現在跡地はチェーン店が入ったビルが立ってます。
これほどあからさまに反社会的勢力と役所が手を組んで企み、周辺の新築マンション住まいの非地元民が手を叩いて喜んでいた事例が他に有りましょうか?
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=371731075&owner_id=1602714
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=400224619&owner_id=1602714
おしまい。
ログインしてコメントを確認・投稿する