家の中で歩きます。本を手に歩きます。しばらく歩きます。
歩数計を見てみます。結構、歩数を稼いでいます。本のほうも進んでいます。
本と歩数計だけでも、十分に楽しめます。家の中でただ歩いているだけだと、さすがにすぐに飽きてしまうでしょう。本と一緒だと、飽きることはありません。いつまでも歩いていられるような気がしてきます。いえ、それは錯覚です。本に飽きるより先に、足が悲鳴を上げるに違いありません。
疲れたら、休めばいいんです。家の中なのだから、横になればいい。それよりも、歩きながら顔が引きつっていたりすると、いけません。苦行ではないのですから。
ほほ笑みながら、です。ほほ笑むために、です。
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