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2020年02月23日23:34

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天皇誕生日と映画Minamataとチッソの孫:妃殿下

 新天皇が初の天皇誕生日祝日に憲法遵守の決意を述べられ、新型肺炎流行で国民の健康を気遣ったと聞く、素晴らしいことだと思います。
 一方、今日の朝日新聞記事に<水俣病は「悪夢」、映画の力で伝える ジョニー・デップさんが会見 ベルリン国際映画祭>https://digital.asahi.com/articles/DA3S14376566.html?iref=pc_ss_date
という記事が載った。
 今、ユージン・スミス氏が、水俣が世界の注目を浴びるのは素晴らしいことだ、ジョニー・デップ氏を始めこの映画関係者に心から敬意を表したい。
 水俣を絶対に忘れてはならない、その被害者たちを絶対に忘れてはならない、新天皇の妃はチッソの孫である、その日にこういった記事が載るのは感慨深いし意義がある、新天皇に於かれては新型肺炎患者以上に既に生じた公害被害者こそ気遣い戴きたい、同時に私達は庶民同胞の公害・被害こそ忘れてはならない、自分らがそうならなかったのは幾多の奇跡によるものかもしれないのだから。

(記事)
 水俣病を世界に伝えた米国の写真家ユージン・スミス(1918〜78)を、人気俳優のジョニー・デップさんが演じる映画「Minamata」が21日(日本時間22日早朝)、世界3大映画祭の一つ、ドイツのベルリン国際映画祭で初公開された。
 記者会見でデップさんは「水俣病のことを聞いたときは『悪夢』と思った。いまも続いていることにショックを受け、その悲惨な現実を生きなければならない人がいることに、信じがたい思いだった」と語った。
 映画は、スミスと元妻のアイリーン・美緒子・スミスさん(69)の写真集「MINAMATA」に基づく内容。2人は71年から3年間、熊本県水俣市の水俣病患者が多発した地域で暮らした。原因企業チッソを初めて訴えた水俣病第1次訴訟の原告らの家庭を訪ね、母親の胎内で有機水銀の被害を受けた胎児性患者の上村智子さん(77年に21歳で死去)や坂本しのぶさん(63)らを撮影。水俣病の被害を世界に伝えた。
 映画には、坂本さんら実在の患者の写真や映像も盛り込まれた。デップさんは「メディアや映画には社会問題を伝える力があり、その力を使って伝えていきたいと思った。それが自分の夢だった」と話した。
 チッソとの自主交渉の先頭に立ち、被害者救済に尽力した故・川本輝夫さんを思わせる「闘士」の役は、真田広之さんが演じた。
 真田さんは会見で「脚本を読んでショックと感銘を受けた。日本人として、ぜひやりたい役だった。決して忘れてはいけないし、二度と起こしてはいけないことだ」と語った。
 アイリーンさんも日本から招待された。アイリーンさんは「この映画をきっかけに、水銀の問題がどうなっているのかを知ってもらい、いまも公害と闘っている人たちを励まし勇気づけられれば、うれしい」と話している。(ベルリン=奥正光)




■「象徴の道、始まったばかり」=天皇陛下、笑顔で「まだ還暦」―誕生日会見で思い
(時事通信社 - 02月23日 07:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5983715
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