mixiユーザー(id:1418555)

2020年01月29日02:52

135 view

あの年のプロ野球

95年、震災の年の関西2球団くらい見事に明暗を分けたことはなかった。
いやほんま、長いことタイガースの野球見てるけど、あれくらい屈辱的な年はなかったからね。
この年、いきなり5連敗から始まったタイガース。
震災の関係で開幕に向けた準備が十分にできんかったから、今年はしかたないかなと最初は
思ってたけど、前半戦だけでも5連敗、8連敗を繰り返すに至って、とうとう中村監督が辞任に追い込まれて、後半は藤田二軍監督が指揮を執ることに。
やっぱり今年は無理やったんかなと思えなくもなかった、ブルーウェイブの躍進とオマリーの活躍さえなけば。

西宮が本拠地のタイガースと比べても条件が悪かったはずのブルーウェイブは、イチローの大活躍と新人平井の躍進で首位を独走、圧倒的な強さで
優勝を決めてしまった。
46勝84敗で勝率354、首位スワローズ36ゲーム差。
82勝47敗1分で勝率636、最下位バファローズと34ゲーム差。
タイガースとブルーウェイブ、まさに裏表やないか。

ブルーウェイブは新人の平井が投手部門の三冠、全試合でフル出場した22歳イチローはこの年28本塁打でタイトルを獲った小久保に3本足りないだけで、それ以外の打者部門のすべてのタイトルを独占し、パリーグMVPとなる。
一方のタイガースはタイトルホルダー、ベストナイン、ゴールデングラブともに該当者なし。
甲子園で開催されたオールスターにもファン選出はゼロ。
前年度は代打で17安打、日本記録の30打点を残していた真弓までもが6安打4打点に終わって引退。
それだけならまだしも、前の年まで4年続けて3割を打っていたオマリーをホームランが少ないという理由で解雇して獲ったグレンとクールボーはなんの役にも立たず、逆にスワローズに移籍したオマリーが31本塁打、83打点、打率302とキャリアハイの成績でセリーグと日本シリーズ、オールスターのMVP3冠、月間まで3回受賞と言う大活躍。
いままで何度もタイガースファンをやめたろか思ったけど、95年くらい切実に考えたことはなかった。

ただ、あんな経験してまうと、なにがあっても動じなくなるのもまた事実なんよな。
95年の震災を体験しているかいないかで関西では世代がわかれるが、タイガースファンの間では85年と95年がひとつの境目。
さすがに62年、64年は古すぎて、体験してるってだけでレジェンド扱いになるけどね。


0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する