なんとか洋画のランキングに入ります。2018年にレンタル&録画で観たDVDです。10位までは書き上げるつもりですが…。とりあえず1位〜5位をどうぞ。
★2018年洋画DVDランキング 1位〜5位
1位 『ショーシャンクの空に』
(1994年 米 監督:フランク・ダラボン 出演:ティム・ロビンス モーガン・フリーマン ウィリアム・サドラー 他)
今でも多くの人が好きな映画のうちの1本に選ぶこの作品。私は観たのは2回目ですが、やっぱり面白かったです。スティーブン・キング原作の映画の中では、これが一番好きかもしれないですねー。
1947年、ショーシャンク刑務所に妻とその愛人の男を殺した罪で服役した、元銀行の副頭取アンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)の物語です。
もう25年も前の作品になるんですね。日本の刑務所に比べると、アメリカは規律がゆるいのでしょうが、それでも服役すると嫌なことの連続だということはよく分かります。でも、生きる場所がそこしかないとなると、人間適応していくものですね。同じく服役しているレッド(モーガン・フリーマン)は、「ここでは’希望’は危険だ」と言いますが、アンディは希望を捨てなかった…。
どん底のなか、置かれた状況を見極めながら地道に前に進もうとするアンディを見ていると、どんな場所でも自分らしく生きることは不可能じゃないのかなと思えてきます。観終わると、とてもすがすがしい気分になれるのがいいですよね〜。
それにしても、この時のティム・ロビンスは細かったなあ。。。
・旦那のランキング 1位
2位 『特攻大作戦』
(1967年 米 監督:ロバート・アルドリッチ 出演:リー・マーヴィン アーネスト・ボーグナイン チャールズ・ブロンソン 他)
優れた戦争映画は数多くありますが、この作品もその中の1本ですね。命がけで困難に挑んでいく男たちを描きます。
1944年、ノルマンディー上陸作戦を控え、フランス郊外の古城に設置されたドイツ軍の作戦本部を壊滅させるという秘密作戦が計画されます。ところがこれは「特赦作戦」で、服役中の凶悪犯たちを訓練し、戦闘集団を作り上げる必要がありました。命を受けたライスマン少佐(リー・マーヴィン)は、早速12人の囚人たちをピックアップするのですが…。
見どころは、前半の囚人集めと、個性豊かなならず者たちをまとめ、鍛え上げて一つの戦闘集団を作る過程。アルドリッチ監督は、群像ドラマが上手いですね。どんどん惹き込まれていきました。
こういう戦争映画につきものの豪華なキャストも楽しいです。他にも、ドナルド・サザーランドやジョージ・ケネディ、ジム・ブラウンなどが出ています。個人的にはジョン・カサヴェテスが好きですね。
戦争映画を観ないという方も多いですが、これも反戦であり、歴史でもあります。それを娯楽という形にしたものが戦争映画なんだと思うので、私はけっこう面白く観るんですけどね…。この作品も、作戦実行までの道のりを丁寧に描きながら、命の大切さと無常さを同時に見せてくれてる、良作だと思います。
・旦那のランキング 25位(低っ!…笑)
3位 『ベイビー・ドライバー』
(2017年 米 監督:エドガー・ライト 出演:アンセル・エルゴート リリー・ジェームズ ケヴィン・スペイシー 他)
旦那がレンタルしてきた作品です。巷では、「カー・ミュージカル」と呼ばれているのだとか…。なんのこっちゃ!?
ベイビー(アンセル・エルゴート)は、ある犯罪組織のドライバーをしています。彼は子どものころの事故が原因で、耳鳴りに悩まされますが、音楽を聴くことで耳鳴りは解消され、音楽を聴きながら運転することで驚異的なドライビング・テクニックを披露することができます。そんな彼が、デボラ(リリー・ジェームズ)に恋をしてしまい…。
ベイビーはいわゆる「逃がし屋」ですね。『ドライブ』のライアン・ゴズリングと一緒です(笑)で、この作品はBGMとアクションがシンクロしてまして、そこが「カー・ミュージカル」と称される所以なのですね。思わずサントラをレンタルしそうになりました…(笑)
ストーリー的にはそんなにひねったところはありませんが、観終わってスッキリ爽快な気分になるところがいいです。ベイビーの優しい性格が、思わずそう感じさせてくれるのでしょうね。…それにしても、ケヴィン・スペイシーはこの作品以降、見なくなってしまいました…仕方ないことですが、残念です。
よろしければどうぞ。カッコイイですよ〜!↓
『ドライヴ』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1852409971&owner_id=3701419
・旦那のランキング 10位
4位 『ノクターナル・アニマルズ』
(2016年 米 監督:トム・フォード 出演:エイミー・アダムス ジェイク・ギレンホール マイケル・シャノン 他)
原作は、オースティン・ライトの小説「ミステリ原稿」を元にしているのだとか。驚くのが、この監督さん、ファッション・デザイナーなんですって!この作品では脚本も手がけているそうです。
アート・ディレクターのスーザン(エイミー・アダムス)は仕事では成功を収め、夫と共に経済的にも不自由のない生活をしていますが、心は満たされていませんでした。ある日、スーザン宛てに元夫のエドワード(ジェイク・ギレンホール)から、彼が書いた小説が送られてきます。それには「夜の獣たち」=ノクターナル・アニマルズというタイトルがつけれていました…。
全くノーマークな作品で、ほぼジャケ借り状態でレンタルしてきたのですが、当たりでしたね。現実と、小説の世界が交互に描かれていきますが、この二つの物語がどこかでシンクロするのかしないのか、即座に惹き込まれていきました。オープニングを観たときは、外したかと思ったものですが…(笑)
この作品で、アーロン・テイラー=ジョンソンがゴールデングローブ助演男優賞をとっていますが、マイケル・シャノンも素晴らしかったです。命を削りながら犯人を追っていく警部補は鬼気迫る感じでした。
ラストシーンは、観るこちら側もいろんな感情が入り混じって、とても印象深いものになりました。…怖いような、哀しいような…、ああ、やりよったなって感じです(笑)
・旦那のランキング 27位(え〜と、下から4番目のランク付けですね)
5位 『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』
(2016年 英 監督:ロジャー・スポティスウッド 出演:ルーク・トレッダウェイ ジョアンヌ・フロガット ルタ・ゲドミンタス 他)
原作は、ジェームズ・ボーエンの「ボブという名のストリート・キャット」。どうも私、猫ちゃん映画に弱いですわ…。
ロンドンで、プロのミュージシャンになる夢が叶わず、薬物に溺れ、ホームレス状態のジェームズ(ルーク・トレッダウェイ)。ある日、彼の家の中に一匹のけがをした猫が入ってきます。猫を放っておけない彼は、猫にボブという名を付け、けがを手当します。やがて、ボブはジェームズのそばを片時も離れようとしなくなり…。
何がビックリって、ボブを演じた猫は、本物のボブなんですね。なんて芸達者な…!!まあ、実話ということで原作を読まなくてもストーリーの想像は大体ついてしまうわけですが、それでも観てしまうんですよね〜。これぞボブパワー(笑)
ジェームズを観ていると、どんな状況でも何か信じるものがあれば、人はまた立ち上がれるということを強く感じます。ボブは癒しでもあると思いますが、最高の相棒であり、家族なのですね。守るものがあるということは、人を強くします。
うーん、猫の恩返しみたいな話だなぁ。。。
・旦那のランキング 20位
★まとめです。
2018年DVD洋画ランキング
1位『ショーシャンクの空に』
2位『特攻大作戦』
3位『ベイビー・ドライバー』
4位『ノクターナル・アニマルズ』
5位『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』
今回はことごとく旦那と意見が分かれました。よくあることです(笑)
6位〜10位はこちら↓
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1974003776&owner_id=3701419
11位〜20位はこちら↓
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1974294409&owner_id=3701419
21位〜30位はこちら↓
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1974346651&owner_id=3701419
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