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2019年11月17日19:32

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【TRPG】同人シナリオ集で遊んでみる会

「イベントでプレイするゲームって『グミグミホール』、『ファーマーズバトルロワイヤル』に、初代年間ボードゲーム大賞『カンガルーとハリモグラ』まで!日本ではなかなか手に入らないお宝ばかりです!!!」

どれも聞いたことのないタイトルばかりだな。あれ、今週は『放課後さいころ倶楽部』2回やってるのか?ま、どっちも富田美憂さん出てるしね。片やボドゲ最強女子高生、片やボドゲ最弱女子高生(挨拶)。

今日は、横浜市技能文化会館で開催された「同人シナリオ集で遊んでみる会」に行ってきました。

昨日はmixi日記でああ書きながらも、結局、挨拶内容の通り、『ぼくたちは勉強ができない(第2期)』第7話まで見て、風呂入って夜食食べて、寝たのは1時30分ごろに。

今朝は6時起床。うむ、今日も全然寝た気がしない。もう「同人シナリオ集で遊んでみる会」をキャンセルして休養に回そうかと一瞬、頭をよぎるも、どんなに疲れていてもセッションしたい!!!セッション欲が睡眠欲を上回った。何、いつものことだ。上回らなくなったらいよいよ、TRPGを引退する時だな。

今日の会場は関内(横浜市内)なので、『スター☆トゥインクルプリキュア』第40話を見た後でも十分に間に合う。ついに宇宙人であることがバレたか。てか、今までよくバレなかったな(笑)。時期的にもそろそろ、次のプリキュアの作品発表がありそうだが?

横浜市技能文化会館には10時を少し過ぎた頃に到着。会場には参加者で賑わっている。

今回のラインナップは………
サムライブレイドTRPG(4人)
魔道書大戦RPGマギカロギア(3人)
マルチジャンルホラーRPGインセイン(不成立)
クトゥルフ神話TRPG(3人)
小さな勇者のRPGウタカゼ(4人)
英雄武装TRPGコード:レイヤード(4人)
モノトーンミュージアム(5人)
常夜国騎士譚TRPGドラクルージュ(3人)

の計7卓でした。

自分は一番人気だった『モノトーンミュージアム』に参加。

シナリオタイトルは「時を刻む音と宝石の噂」。時計の頭を持つ異形の店主が経営している宝石屋さんのお話。店主の頭には、今回のシナリオの核となる「赤い宝石」がはめ込まれている。

さて、この宝石を欲するものがいる訳だが………。異形というだけでなんだかワクワクしてきます。これは、物語として面白そうだ………。

内容は、コンベンションの第2部でも頒布される「さくらねこシナリオテーマ集〜宝石の巻〜」に掲載されているものであり、まるっと省略。

プレイヤーは5人。内訳は「未経験者2人」「GMのみ1人」「1〜2回1人」「そして自分」。6月23日の神Diceコンの時は自分以外は猛者ばかりだったのに対し、今回は自分が一番の経験者となる。なのでハンドアウトは残り物を待つことにする。

回ってきたのはPC5。ハンドアウトの出だしは「キミは街の中に住む少女だ。」と書いてある。ようし………

マーガレット 8歳・女性・人間
童子1/術者2

輝きの街に家族3人で住んでいる(ハンドアウトより)。父は魔女の呪いでテーブルに変えられ、母と姉との3人という家族構成。更に魔女は、我が家は月に4万円(実際はその世界の貨幣単位)しか使えないという呪いをかける。呪いを解くために生きた術法杖(ルビはマジカルステッキ)に出会い、術者として契約。が、未だに呪いをかけた魔女を見つけることは叶わず。マーガレットも家計を支えるため、水商売(職業で55が出たので)をして働く。

さて、このコンベンション、HPに「プレイヤー参加者のルールブック持ち込みを禁止」をいう記述があり、今日は何も持たずに参加。が、卓には「いわゆる」サマリーの類は一切なく、GMさんが所持するルールブックのみ。今回は基本だけ使用するというレギュレーション。基本ルールブックは2冊あるが、いかんせん、プレイヤーは5人いる。当然、回し読みしながらの作成となる。20年前のコンベのようだ。

ただ、GMさんはキャラクターメイキングに時間がかかることは織り込み済みのようだ。自分の提案で、キャラクターを作る人と、お昼を買いに行く人を分ける。こうすればルールブックを待つ、という無駄な時間を少しでも省ける。何せ未経験者が多いのだ。どんなシステムかも分からないのに頭の中でキャラ構築は無理な話。

なんと、データ完成前にまず、キャラのイラストから描くという今までに経験したことが。8歳の幼女なのでツインテールでいいや。歳いってツインテールは恥ずかしいやろ。なお遠坂凜から陽ノ下桃矢に魔法攻撃が飛んで来る模様。あべし!!!

ようやく自分にルールブックが回っていたのでさくっと作る。が、GMさんが「把握してないから」の理由で能力値に割り振るフリーポイント1点はなしで、ということに。【感応基本値】が当初予定の15からフリーポイントがなくなったので14になり、【感応】も5から4に低下。「術操値」「抵抗値」もそれぞれ1点下がる。

おいおい、それって酷くね?ま、GMのいうことが絶対だし、ここは素直に従おう。

それでもなんとか、13時50分にはセッション開始にこぎつけた。やればできるもんだ。が、セッションは15時40分には終了。セッション時間110分。

レコードシートの「登場したシーンの数」のチェック数は4つ。もちろん、ひとつも漏れてない。「登場したシーンの数」をチェックするタイプのシステムとしてはおそらく最少数。そして逸脱能力発動者はパーティ中、1人のみで1回のみ。

オープニング→パートナーNPCとの会話→クライマックス→エンディング

しかもミドルの途中で急にカードゲームが始まる。自分は察した。「あ、カードゲームで間を持たせるつもりだ。」シナリオ集にはもちろん、ここでカードゲームを展開するとは書かれていない。

なんだか、気が付いたらセッションが終わっていた。あるぇ?あんなに時間かけてフルスクラッチしたのに、戦闘はクライマックスの1回のみで、しかも、全員に手番が回らずに終了。瞬殺、秒殺だった。

期待が大きかっただけに失望感が大きい。非常に残念なセッションだった。GMさんはGM経験もそんなになく、『モノトーンミュージアム』回すのも2回目だと言っていた。マスタリングが拙いのは構わない。誰だって最初は初心者だ。

ただ、シナリオの内容をほぼ棒読みで会話もほぼなかったので(一方的にNPCがセリフを喋るスタイル)、その点は改善して欲しいなーと思いつつも、それを口にはしなかった。

セッション後。閉会式まで2時間もあるのでいろいろ話をする。別につるし上げする意図はない。聞くと、初心者用に難易度を下げたとのこと。確かに「TRPG初心者」なら、これくらいでTRPGのセッションの雰囲気を掴むためのセッションとしては適切「なのかもしれない」。

不満はオブラートに包んで話し、その後、GMさんが用意していたすごろくを遊ぶ。

閉会式後、せっかくなので物販を見て回る。例のシナリオ集も扱っていたので、見本品を見てみる。

「ラスボスのデータ、もっと強いやんけ。」

え?どういうこと???

まぁいいや。後で笑い話の種になると思わないと。18時30分には横浜市技能文化会館を後にする。18時47分、エアポート急行新逗子行きに乗車、帰途に着く。

パンフを見て、素直にシナリオが面白そうだと思って高い倍率を潜り抜けて参加したのだが。シナリオ集に出すほどだから洗練されたシナリオなんだという先入観が今回の敗因となった。久々に痛い目を見たよ。

今回参加されたみなさん、お疲れ様でした。
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