逆立ち歩き

逆立ち歩きに気づく/フロウライト

瞑想中、
私の中にあった質問に、
宇宙が答えてくれました。

質問
「私の問題は、消えません
私の苦悩は、消えません。
この問題、この苦悩を消したいと願っているのに、
なぜ、消えないのでしょうか？」

回答

あなたは、消したいと願っているという。
そして、消したいのに消えないという。
もし、その問題を消したいのなら、
あなたの観念に気づく必要がある。

　あなたは問題や苦悩を消したいと願いつつ、
その問題や苦悩は消えないという観念に縛られている。

　願いは叶わないという観念にも、縛られている。

　この縛りに、気づくことだ。
そして、これは観念に過ぎないということに、気づくことだ。

観念はマインドが生み出したものであり、
その観念から自由になるためには、
あなたが観念から自由だということを、
本来自由であるということを、
思い出すことだ。

　観念は、あなたが使うものであり、
観念に使われているというのは、
逆立ち歩きを続けているようなものだ。

　足で歩かずに腕で歩き続けたら、
あなたは、どれくらい歩き続けられるのだろう。
　足で歩かずに、逆立ち歩きをしたら、
あなたは、どれくらい疲労するのだろう。

　この逆立ち歩きに、気づくことだ。

　そして、足で歩くことを、お勧めする。

　　あなたは、観念を使って、様々な思考を巡らせ、
それを現実の人生を歩くために利用する。
楽しみ、学び、成長し、
愛し、踊り、歌うために利用する。

　観念に使われている場合ではないのだ。
逆立ちで歩いている場合ではないのだ。

　あなたは、問題を抱え、苦悩に打ちのめされて、
それでも、尚、願いを持つ。
その願いは、あなたを生の輝きへと導く。

その輝きの一歩は、
あなたが縛られている観念に気づき、
逆立ちすることをやめて、
そこから自由を得ることなのだ。

あなたは、これまで縛られて来た観念から自由を得る。
そんなことはできない。
どうしても、そんなこと思えない。
その思考も観念だ。
そう気づいたら、
あなたは、自由になることができる。

ゆっくりと、呼吸をしながら、
今ここを感じてみてほしい。

　今、この瞬間、
その観念は、あなたを害するのだろうか？
　今この瞬間、
その観念が、あなたの心臓を止めることができるだろうか？

　問題や苦悩が、
あなたの心を暗くすることはあるかも知れない。
重くすることがあるかも知れない。

　しかし、その暗さや重さも、
あなたの観念から生まれたものかも知れない。

　問題や苦悩が、暗く思い気持ちを生み出し、
行動力を奪い、活力を埋まっていく。

　そんな観念に縛られていると、気づいてみてほしい。

　そして、
その観念に使われている自分に、気づいて欲しい。
　
また、逆立ち歩きをしている。
　そうだ、歩くときは、足で歩くんだった。
　
そうして、あなたは、逆立ちをやめて、歩きだす。

　あなたの腕は、
大地を歩くためのものではなく、
果実を掴み取るためのものだ。
誰かを抱き締めるためのものだ。

そうやって、あなたの人生を歩いて欲しい。
あなたの大切なものを掴んで欲しい。

　あなたにも、それができる。
あなたにしかできないことを、
あなたはしていくのだ。
あなたは、そのために生きているのだから。