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2019年10月16日06:29

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ミズヒキ

日本や中国の温帯などに分布する多年草で、開花期は夏の終わりから秋です。花が赤と白のツートンカラーになり、それが穂状になって咲いている様子を祝儀袋などに用いられる紅白の水引にたとえた名前です。謂はれてみないと水引のやうには見えません。

花びらに見えるのは萼で、4枚のうち上の3枚が赤色で下の1枚が白色になります。白い部分は下側にあるため、花穂全体は深い紅色に見えます。花は非常に小さく付き方もややまばらで目立ちませんが、群生すると色が深くて遠目でもよく見えます。切り花にして花穂を束ねると紅が映えてとてもきれいです。

雌しべ(柱頭)は花後も残り、先端が2又の鈎状になります。タネは俗に言うひっつき虫の一種で、めしべの先端が動物の毛などに引っかかって遠くに運ばれます。ウチのミズヒキ、今年は夏の暑さで葉が焼けたりしては花や実の付きが至って少なく見栄えがあまりよくありません。


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