万年筆の日

1809年の9月23日、英国のフレデリック・フォルシュ氏が万年筆の原型を発明し、特許を取得しました。なので、今日は「万年筆の日」です。
そして今日は、その万年筆を手にしたカットです。
1960年頃、入学のお祝いは「万年筆」が定番で、学生服の胸ポケットの必須アイテムのようなものでした。ただ、時には何本もかぶってしまうこともあります。
インクの補給法がメーカーによって異なり、中には表面にインクの吸い上げレバーがあり、一応は勝手に起き上がらない構造ながらも、つい触りたくなって、インクがボタッってこともありました。
また、ペン先は雑な扱いをすると一発でダメになったり、一番恐ろしいのは、ポケットで温められて、インクが勝手に噴き出し、ポケットやシャツを汚すこともありました。
その後、インクはカートリッジ式が主流になって行きます。
ペンで書く感触、もう長いこと味わっていません。
カットをしていると、久々に、一本持ってみたくなりました。