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2019年06月25日00:50

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スガシカオとオイスターバー

少し前になるが、マイミクさんとスガシカオのライブに行ってきた。
3階席で、一体感が少なかったのと、新しい曲ばかりで、「愛について」「黄金の月」「正義の味方」ぐらいしか知らないという悪コンディションで、すごく楽しんだとは言い難い。
しかし、最近のテレビ出演含め、躁状態ぐらいに元気いっぱいのスガさん。
前日が絶好調で、眠れなかった。今日は絶対それを超えようと思ってるんだということ。ニューアルバムはこの歳にして新境地の自信作なんだと。

スガシカオは、村上春樹の「意味がなければスイングはない」という演奏家論の中で、JPOPアーティストで唯一登場する。
詩が屈折して文学的。
「夜空ノムコウ」は、予備校時代の微かな恋の歌というべきだろう。何もない予備校生というのが永遠に似合っているような人。

♪歩き出すことさえもいちいちためらうくせに つまらない常識なんてつぶせると思っていた

ニューアルバム「労働なんかしないで光合成だけで生きたい」は、ダラダラしてたいという歌ではなくて、個々人での幸福論、他と比較しない幸福ということ。
ちゃんとアルバムを予習していくべきだったな。

しかし、事務所を出てインディーズになり、ちょうど突発性難聴になり、その後音沙汰の少なかったこの奇人・才人が、気持ちよさそうにポジティブな歌を届けてくれているだけで、よかったという気持ちになる。

帰りに、梅田の高層ビルで、オイスターバーに行った。
生ガキは、15年以上前に、すごく美味しくてうれしかったのが、集団でO157にあたって発熱、被害者なのに保健所から犯罪者のような仕打ちを受けるという悲しいとき以来食べていない。

3種類の、産地の違う生ガキを、レモンとオレンジ、ソースなどをかけて食べる。
その他カキ料理のコース。ピノノワールのデキャンタにこだわったので少し高くなったが、バカ高いほどでもない。

残念なのは、いま、ダニアレルギー克服のため、毎日ダニエキスを舌下に入れているので、口内が軽いやけどのようになっている。
普段は大丈夫だが、この高級料理の酸味が染みて、落ちついて堪能とまでいかない。
落ちついたらまた行きたいなあと思った。

先輩にあたるマイミクさんとも、20年近くまともにお会いできなくて、その間、お互いいろんなことがあった。ありすぎたと言ってもよい。
しかしこうして、カキ料理を囲めるまでになった。
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