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2019年04月22日21:03

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「(来賓祝辞の)原稿は事前に総長以下執行部の方が目を通しておられますが…」これは祝辞の検閲では。ぞっとさせられる。内容に介入がなかったからとはいえ「感謝しています」ではダメだろう


    
上野千鶴子の東大祝辞に対する真摯な批判は「社会の不公正に対する怒り」に似ていると思う。

「若い頃に左翼でないのは愚かである。そして歳をとっても左翼であるのは大馬鹿である」という言葉を想起してしまう。そうでなければ相当のペテン師。そう映ってしまう。 

能ある鷹は爪を隠す  Who knows most, speaks least.  昔の人はよくぞ言ってくれたもの。18歳の女子が古風な女性にあこがれて何が悪い? 

あるいは多様性を語りながら伝統的価値観を否定するペテン師たち …


■東大祝辞・上野千鶴子インタビュー 「当たり前のことを言っただけ」
(AERA dot. - 04月22日 13:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5591611
 上野千鶴子さんが東京大学の入学式で述べた祝辞は、お祝い一辺倒ではなかった。 論議を呼んだ表現に、フェミニズムの旗手が込めた思いを聞いた。

*  *  *
 依頼は昨年末でした。青天の霹靂でしたから、断ろうかと迷いました。イギリスかぶれの角帽ガウンのコスプレも嫌でしたし(笑)。東大の女子学生比率が2割の壁を越えないことがずっと懸案なのは承知していました。女子の4年制大学進学率が48%になり、どの大学も女子学生比率が上昇するなかで、東大だけが増えないのは異常な事態です。なぜ今年度、上野を選んだのか。昨年からの#MeTooムーブメントと、東京医大の不正入試が相次いだタイミングもあったと思います。内部で上野の指名に尽力してくださった方々もおられると聞き、私に与えられた役割を果たそうと考えて、お受けしました。  

 東大執行部がリスクを背負って依頼してくださった。しかも、私が何を話すかは予測できないわけです。もし発言内容に介入したら、私はその経緯をメディアに明らかにするかもしれませんしね(笑)。原稿は事前に総長以下執行部の方が目を通しておられますが、数字の訂正以外、内容への介入は一切ありませんでした。私に期待と信頼を寄せてくださったことに、感謝しています。

──ワイドショーなどで取り上げられ、ネット上では「全然祝辞じゃない」「腹が立つ」「吐き気がする」といった反応も。  

 いつでもどこでも言っている当たり前のことを言っただけで、データも誰でも手に入るものばかりです。反応があるのは想定していましたが、賛否ともその大きさは想定以上でした。  

 性差別を話題にすると、脊髄反射的に拒否感、嫌悪感を抱く男性がいますが、その点では若者もおっさんも変わらない。18歳男子にもちゃんと男権意識は再生産されているんですね。江原由美子さんの研究に、性差別意識が共学校の男・女、別学校の男・女で誰が一番強いかというと別学男子だったというデータがあります。目の前に生身の女子がいない環境で、両親を見て育つ。父親の顔色をうかがう母親を見て育つのでしょう。  

 優等生って、ものすごく不安感の強い人たちなんです。承認欲求も強いから、ほめてもらいたい。私の言葉で不安の根っこを脅かされたから、過剰反応するんでしょう。本当は、反射的な脊髄反応を「待てよ」と押しとどめるのが知性ってもんだけど、それが無いんでしょ(笑)。

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