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2019年04月08日11:02

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嘘みたいな話 雨樋屋の一件

ペンキ屋の話を思い出して書いていたら、ああ色んな事を経験したなあと今日思いにふけっておりました。

そういや雨どい工事の話もあるわ、と思ったので書きますね。

カリフォルニアは冬(11月以降ー3月まで)に雨が降ります。
一昨年まではカンカン照りで冬なのに殆ど雨も降りませんでした。この乾燥した冬が4年くらいあったと思います。

それが2017−18年の冬に180度変わりました。
もの凄い嵐のような雨が何度かあり、雨量も多かったのです。
そうするとどこかから雨漏りが始まりました。
私に連絡が入ったのは年を明けてからで2月だったかな。
ある部屋の西向きの部屋の一つの壁が湿っているような気がした。
浸水はしてないし、天井からぽたぽたという訳でもない。
窓から漏れているわけでもない。
なんとなく推測で建物のデザイン上、この寝室の南側の壁に向かって雨水がたまっていくのではないか?と思った。
屋根屋のマイケルにここかな?と思われる場所を修理してもらったけど不安で、やはりこりゃあ樋も新調しないといけないわと。

雨シーズンが終わってから二社と話を始めて、二社目のお兄さんとかなり色々何度もあって話していた。
そうしたある日お昼の二時頃私が現場に行くと、私の建物の屋根に梯子がかかっている。
あれ?誰かもう一度見積もりの為に見に来たのかしら?と思いながら近づいていると樋をつけている工事をしてるではないですか!!

トラックに書いてある会社名も知らないし、見たこともない二人の職人さんがあともう一つ樋をつけたら終わるというところまで工事は進んでいた。
あの主夫のマイクが家から出てきて、あなたの承認済みだと思ったから連絡しなかったという。
あんたなあ!、私はいつもきちんと皆に連絡してから工事始めるでしょうが!
ちょっとおかしいと思わんのかよ!


すぐこのトラックに書いてある番号に電話して社長と話すと、
私が見積もりを取ろうとしていた二社目の人から頼まれたという。
(えーっ何それ?)

私は承認してないし契約書も交わしていないのだから、この工事について支払う義務はないのだけれど、かといって支払わずにいたら恨まれるのもいやだ。
何せ登記を見たら名前もバレる訳だから。(住んでいるところはバレないけど)


結局この社長と交渉して
相見積もりをした一社目の値段なら払うと言った。
社長は一銭も入らないよりはいいから、交渉が成立して建物に樋がついた。

そして樋がついて初めての冬が終わったけど、雨漏りは一切なく苦情もなくて
静かな冬が終わり皆さんに迷惑かけることなく春が来た。
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