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2018年11月05日03:39

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ホンネは行って帰って来て欲しい日本政府、その真意。

「建前」としてはそりゃ言いますわね。
一応は外務省だってそう呼びかけるのは責務なんだし。

ところが、実際はその限りでもないんだな。
メディア関係や職務を理由にビザ申請等をする際、当該外務省の窓口では
担当者によって対応が微妙に異なってるのが実情。

あるフリーメディア記者の話によれば、身の安全をちゃんと考慮の上自粛を要請するも、
申請者の職務を理解の上持っている危険情報は勿論のこと、
安全性があるとするルートや人物、連絡先等教えてくれて、出来るだけ無事に
帰国出来るようきめ細かく支援してくれる人もいるとのこと。

それにはその担当者自身の資質もあるが、大抵は帰国した際報告を求めつつ、
ルートなどあらゆる情報を「お土産として」持ち帰り提供してくれることを
望んでいるから・・というもの。だから一般旅行者には強く自粛を求め、
メディア等職務が目的の人にはそれなりに・・という。

これ、外務省や政府としてはそれが「本音」だろう。
インテリジェンスに極めて乏しい日本政府、民間に拠る些細な情報こそ
一番欲してるんだから。なので実際は暗に「飛んで欲しい」所も多分にあると。

しかし、担当者が変わればその限りでもなく対応が異なる場合があるので
申請する側はそれが一番困る、とのことだ。なぜ異なるのか・・。
要は、その担当者〜当該部署課長らが在任中、申請者がトラブルに巻き込まれた場合、
役所内外から突かれて面倒なことになるのを嫌がるのと、そのことで
役所内の出世に影響するからという、単なる自己保身だからという。

その意味じゃあ、申請者国民の心配ってより役人自身の立場保身がホントの所、と。

なので、「役所〜政府の実質な機能面」としては寧ろメディアや慈善事業で
紛争地帯に入って貰い、得て来た現地情報を出来るだけ沢山横流しして欲しいんだな。

これ、特にメディア関連から欲してるのは寧ろ「公安」。
“出来るだけ正確な有益情報”ってのは、何よりメディア人こそ収集のプロだから。
一般人が得て来る情報なんかより遥かに役に立つからだ。

今回だって、安田氏が生きて帰ってこれたことを一番喜んでるのは他でもない、
「政府〜公安」ですがな。入国ルートや仲介人物、接触者・・
そして3年に及ぶ監禁状況や関連情報諸々、安田氏に拠る経験則を誰よりも、
喉から手が出るほど欲してるのは他でもない政府。

こんなの、外国のインテリジェンス機関なら常套ですからなぁ。
そういうことがずっと出来て来なかったのが、かくいう日本なので・・。
これほど待ち望んでたことはなかろうて。

なんたって、今回の無事な生還が日本政府にとって涙がちょちょぎれるほど
嬉しがってるのは、先のIS事件以来立ち上げた「国際ユニット」の面々だろうよ。
その第一号の仕事が出来たってだけじゃなく、乏しい資料箱にたんまり
安田氏に拠る情報が詰め込まれるんだからね。

諸外国に比べて機関と知見のない日本にとって、少しでも肩を並べるに向けて
一歩踏み出せたんだし、諸外国と情報交換したり会合に出るにも、
ようやく事案の報告を大威張りで出来るんだから。
安田氏には足を向けて寝られんだろう。

そういう意味でも、安田氏の生還は何より「功労」以外の何物でもなく、
しかも身体や精神状態などに大きな影響なく、可能な限り情報が取れるんだから、
表彰と功労金ぐらい出したっておつりはたんまり出るだろうさ。

なので、世間に迷惑かけたとか、いわんや「国に迷惑かけた」なんて、肝心の国が
微塵も思ってないばかりか、感謝してるぐらいなのがホントの所でしょうがな。

ウブな庶民も、もうちっとは利口にならんといかんと思うけど、
そのためのカギがまさに諸外国の情勢とその重要ツールの報道にこそあるんだが、
頭の痛いことに、あろうことか報道よりも世間の秩序だ!ってんだから、
そらぁ国際感覚やら何やら日本は立ち遅れるってなものだ。。

■取材渡航も見合わせを=菅官房長官
(時事通信社 - 11月02日 18:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5359458
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