先程、録画していたテレビ東京のガイヤの夜明けを観ていたら、大人のファッションの特集をやっていました。
オムニバスでやってましたが、2番目に出てきた、Do CLASSE(ドゥ・クラッセ)というアパレル会社が、カタログ通販だけでなく、新宿に大型店を進出するという話が面白かったです。
Do CLASSEという会社は、創業が2007年で、現在58歳の林恵子社長が10年前に独立して作った会社だそうです。林恵子氏は、津田塾大学卒業後、海外ブランドの日本法人の社長も務め、世界で活躍する社長の中でも紹介された凄腕の社長だそうです。以前はTBSのがっちりマンデーにも出た覚えがありますね。
Do CLASSEのコンセプトは、「ユニクロ、ジーユー、earth Mugic and Ecology等のファーストファッションよりは高いが、百貨店で買うよりは安い」価格でいい物を提供する」ということだそうです。
ターゲットもユニクロよりは年齢層が高く、40代以上の男女のファッションとしています。
今まではカタログ会員が250万人いるそうですが、そのほかにも大阪梅田の大丸百貨店等にも出店していましたが、リアル店舗を増やしていきたいので、新宿アルタに初めての大型店を出店することにしたそうです。そこの店長には元ユニクロの店長だった50歳の人を起用することになりました。
オープン当初は賑わいましたが、その後、勢いが衰え、アルタ前に人が集まってもなかなか店の仲間で入ってもらえず、苦戦が続いたそうです。初の大型店舗であること、新宿の一番いい場所なので、テナント料が普通の3倍で、未だブランド力が弱いことも原因だったようです。
そこで、秘密兵器として、上海にある提携している縫製工場に依頼し、女性向けの「ダウンジャケットより軽く、着やせする」新作コートを特別な作り方で作り、新宿アルタ店で、9990円でいち早く売り出すことにしました。
林社長も「アルタに来て良かった」と思ってもらえるような店舗にしていきたいと語っていました。
とりあえず、そのコートは好評で、店頭からすぐに見える場所に置いたこともあり、売れ行きが良かったようです。
やはり今は、ネット通販で服を買う人も増えてきているので、アパレル会社も店舗で売るのは厳しい時代ですが、新しい切り口で売り方を工夫していけば、まだまだ開拓の余地はあると感じました。
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