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2018年08月18日11:44

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四季島の夜の過ごし方!?

料理長岩崎均シェフによる夕食を堪能した私たちは、大満足な気分で自分の部屋、3号車302号室のスイートルームに戻った。
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解錠して扉を開けた先に見たもの、それは思いもよらぬ光景だった!

というのは、私たちが食事を楽しんでいる間に、ベッドメイキングが行われていたのである。
もちろん、それだけであれば一般的な旅館でも行われていることであり、想定内だ。

では、何が思いもよらなかったのか?
何はともあれその様子をご覧いただこう。
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奥(窓側)が配偶者のぐでちゃんのベッドで、手前が私だ。

そして、その私のベッドの上に、このようなものが鎮座していたのである!
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ハート形を描いた、2羽の鶴だ!

そして、その手前に置かれた手紙と箱。
これは、紛れもなく四季島のトレイン・クルーの方からのサプライズプレゼントであった(^^)☆
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もう〜、なんという心憎い演出だろうか!
さすがは、JR東日本においてお召列車に次ぐ優等列車と位置付けられているだけのことはあり、一流のサービスと言えるだろう(#^^#)

これにはぐでちゃんも大喜び!
改めて、四季島のグランドスタッフとトレインクルーのみなさんに感謝せずにいられなかった。
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こうして夜も更け、ますますいいムードになって来た。

それから、夜食代わりと言おうか、お菓子もテーブルの上に置かれていた。
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さて車窓からは、鉄道三景のひとつに数えられる、姨捨から見下ろす善光寺平の夜景を望むことが出来る。
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クルーズトレインだけあって、眺めの良いスポットではわざわざ徐行運転してくれるのも嬉しい。
ここでは、部屋の電気を落として夜景を楽しんだのだった♪

さらに、一度姨捨の山を通り越して篠ノ井まで行くのだが、その後またわざわざ山を登り直してくれる。
これも、早く目的地に移動することを信条とする普通の列車とは違う、クルーズトレインならではのことだ。

やがて四季島は、この日最後の立ち寄り先である姨捨駅に着いた。
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ここは、駅のホームから絶景を眺めることが出来る、鉄道ファンの間では有名なところだ。

普段は無人駅なのだそうだが、四季島が到着する日は地元の方にわざわざ出迎えて頂く

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夜景をバックに記念撮影をした後は、これまた四季島の乗客専用のラウンジ「更級の月」にてピンチョス(小皿料理)を味わう。
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と、その前に、じつはここで私にとってもう一つのビッグイベントがあった。
というのは、毎年長野マラソンでお世話になっている先輩のご両親が、わざわざ姨捨まで私たちのお祝いに駆け付けて下さったのである(*'▽')

そのためラウンジに入る前に、私にとっては4月以来の再会を、ホーム上で喜びあったのだった♪
まずは、駅名標の前で記念撮影をして頂いた。
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そして、更級の月へ急ぎ、案内された席へ腰かける。
すると、目の前には花火が上がっているのが見えたのだった。
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目の前には、四季島のマークが入った箱がある。
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その中を開けると、そこには地元の名産品を駆使した素晴らしい料理があったのだった。
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このような美味しいものを目の前にすると、いくらここまで3食を食べて来た私たちのお腹にもすんなり入ってしまう。もう4食目なのだが・・・(^^;)
すっかりご機嫌になった私。
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だがこうしてはいられない!
私たちには、もう一組のお客さんがいるのだ。

というわけで急ぎ足でラウンジを後にして、姨捨駅の駅舎内へ。
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そこには、先輩のご両親がお待ちかねだった。

さっそく、用意いただいたコップに信濃の地ビールを注いでいただく。
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そして、4人で乾杯!
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わざわざこうしてビールを用意し、祝って頂けたことに感激である♪

四季島のクルーの方に、4人の記念写真も撮って頂いた。
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しばらく談笑していたが、発車時刻が近づいたため、お礼と握手をして別れを告げ四季島の出入口でもある5号車のラウンジカーへ。

やがて扉が閉まり、お互いが手を振って姨捨駅を後にしたのだった。
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さて、この時点で時刻は21時50分ごろである。
まだ寝る時間には至らないので、改めて展望車である1号車の「ビューテラスきざし」へと向かう。

1号車(と10号車)は電気とディーゼルのハイブリッド機関車となっており、まずはエンジンルームの間にある赤の通路を歩くことになる。
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続いて、白の通路に。
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さらにその先にあるのが展望席である。

幸いなことに、私たちが行ったときは誰もいなかった。
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なので、ここぞとばかりに特等席の先頭に陣取る。
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運転席は、まるでコックピットのようだった。
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ここにいると、途中駅で四季島を撮影に来る方の様子もしっかり見える。
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遅くまでお疲れさまである(^^)ゞ

さて、ひと通りかぶりつきの眺めを楽しむと、次は5号車「ラウンジこもれび」へ。
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そこには1組の女性2人連れがくつろいでいたので、「そちら、よろしいですか?よろしければ、ちょっと話しましょう!」といって隣のテーブルに座らせて頂いた。
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この日は昼からたくさんの美味しいワインを飲んでアルコールはもういいや、といった感じだったので、黄色いトマトジュースをベースにしたノンアルコールのカクテルを作って頂いた。
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こちらの2人連れは、親子らしい。
決して鉄道好きというわけではなく、いわゆる旅好きが高じてこの四季島に応募したのだそうだ。

親子別々に申し込み、子のほうが当たったのだという。
そして驚くべきことに、四季島にはもう二度目の乗車だそうだ(≧▽≦)

親のほうはいわゆる団塊の世代。
話しぶりといい、この間の旅の遍歴といい、正真正銘のアクティブシニアである。

今回の旅行者は、見渡す限り60歳を超えたシニア世代が圧倒的に多い。
40代前半の私たちは、下から2番目ぐらいに若かったのだ。

そんな私たちを「今の時代は、昔と違って安定した将来が保証されているわけではないから、四季島の旅だって、チャンスがあったら若いうちでも行っておいたほうが良い」と肯定的にとらえて下さり、おおいに意を強くした次第である。

同時に、このラウンジカーでの軽食をおススメしてくれた。
オリジナルのカレーライスと、温麺である。

これがとにかくおいしいのだという♪
すでに旅の途中だけで4食(坐忘・ルミエールワイナリー・ダイニングしきしま・更級の月)、東京ステーションホテルでの朝食も含めると5食を食べていたのだが、なんと5食(6食)目に挑戦である!
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ところが、食べてみて驚いた!
これがまた、実に美味しいのである♪(^^)/

温麺は出汁に鯛が使われており、カレーは五穀米にオリジナルのルーが掛かっていた。
どちらもこだわりの味なのである♪

美味しい食べ物とともに話し込み、時間はあっという間に過ぎていったのだった。
気が付けば23時すぎ。

そろそろ眠りに就くべく2人組親子に別れを告げ、部屋に戻ってシャワーを浴びる。
そして、持参したとっておきの浴衣を着こんだのだった。
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こちらは、国鉄時代の寝台車で使われていたデザインの浴衣である。
大宮駅の「レールヤード」というお店で購入し、ぜひ四季島でも着てみたいと夢見ていたのだ(^^)♪

寝る雰囲気もやはり重要というもの。
というわけで、東京西川が設えたというベッドと寝具に身を委ね、明日の旅を夢に描きつつ眠りに落ちた私たちであったほっとした顔
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