mixiユーザー(id:17119814)

2017年08月17日12:53

107 view

グローバリズム対反グローバリズム(1)

ここ最近の国際政治・国際経済の動きを総括する言葉がこれだね。グローバリズムという
のは「無国籍化」と言い換えることが出来る。1990年代後半あたりから、アメリカが
やり始めた政策。グローバル・スタンダードという言葉が良く登場し、自国内の法律や慣
習などよりもグローバル・スタンダードを優先しろ!と、アメリカが押し付けてきた

狙いはアメリカの多国籍企業、特にモルガンやゴールドマンなどのユダヤ系資本の金融機
関、あるいは多国籍企業の代表格である石油メジャー。これ等の企業がこれまで以上に世
界で荒稼ぎができるように、多国籍企業の活動に有利なルールを世界各国に飲み込ませて
しまおうというものであった

クリントン政権、ブッシュ政権、オバマ政権とずっとこの方針でやってきたわけだが、ト
ランプ政権になって一気に流れが変わった。これはグローバリズムによる企業生産の海外
移転によって、最もワリを食わされた人たちであるアメリカの労働者たちが立ち上がった
結果である。イギリスでもメイ政権がEUからの離脱を決めた

こうした反グローバリズムの台頭に対して、これまで大儲けしてきた金融機関、それに国
際化して巨大化したCNNなどのメディアが何とかトランプを潰そうとして、あの手この
手を使って弾劾に追い込もうとしている、というのが現在の状況というところだな

世界的に見るとグローバリズムによって最も得をしたのが、驚異的経済成長を見せた中国
だ。国際化する金融機関からの投資の大半を吸収し、肥え太った。同じように韓国も得を
した。韓国の電機メーカー、サムスンやLGなどは世界市場で日本企業を完全に打倒し、
駆逐した。シャープなんかは韓国によって潰されたと言って過言では無い

0 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する