mixiユーザー(id:6002189)

2017年06月10日14:34

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アフリカの飢餓

昨日の続き。ソマリアなどアフリカ東部では干ばつのために、約2300万人が飢餓に苦しんでいる。骸骨のようにやせ細った幼児と、母親の映像は心を刺した。今我々が不自由なく食事をできる一方で、「お腹がすいた」と泣いている子どもたちがいる。世界は理不尽だ。一度死神の目をのぞきこんだアフリカ人たちは、将来どんな危険を冒しても欧州に渡ろうとするだろう。難民危機が本格化するのは、これからだ。

飢饉の映像を見て私が思い出したのは、東京のデパートの地下の食品売り場の豊富な食べ物だ。これらの食べ物は、翌日には捨てられる。この食べ物があれば、アフリカで何人が生き残れるか。いつかニューヨークのグローサリーで、全日売れ残った春巻きや炒飯などの惣菜をゴミ箱にどさっと捨てているのを見て、気分が悪くなったことがある。私が物書きになったきっかけの1つが、小学生の時に見たビアフラの飢饉の映像だったので、この世界の残酷な格差は、頭を去らない。

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