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2017年01月21日12:19

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SONYというと

「他がやってないような製品を発売するメーカー」「ちょっとバカな愛すべき会社」みたいなイメージがある。
少年隊の映画「ナインティーン」(1987年)に協力企業の中にクレジットされてるが、舞台設定1998年の本編中でゴーグル状の端末で映像を見ることが出来るテレビウォークマンをかけた若者に刑事が「ソニーの作るものはわけがわからん!」というセリフがあったりするので、偏見ではなく自他ともに認めるところなのだろう。

なので、コロンビア買収も「これでソニーがひっちゃかめっちゃかにかき回して、バカ映画を連発させてるんじゃないか?」とか思ってなかったわけでもないのだが。

http://mixi.jp/view_item.pl?id=3239153

通常のビジネスのつもりで行くと、ハリウッド映画業界は勝手が違った……というのは当然なのだが。
元々が盛田会長はテレビ局を持ちたかったが法的に新規参入は壁が高く、映画産業に変更して準備。
コロンビアを金で買い取るのではなく、右下がり経営を立て直したいというスタンスと批判に答えた。
そして予算の使途不明な乱脈経営を是正し、市場調査に基づいて広告コンセプト、宣伝費用なども修正。「メンインブラック」等のヒット作を続ける。
そこで巨費を投じて「GODZILLA」を仕掛けるわけだが空振り。
最終的にどうにか赤字にならない程度の採算。
※失敗の理由は数々あげられるわけだが。

でもって、「へぇ〜!」と思ったのが、その後、007シリーズの脚本家から以前の作品をベースにした新作を持ちかけられる。
原作者イアン・フレミング死後の年数が経過してないのだが、共同著作者ということで進められるのだが、以前の007シリーズのMGM社も権利を主張する。
訴訟になると権利を得られても時間と費用のロスが大きい。できればトレードによる和解が望ましい。
良いことに、MGMにはキャメロン脚本「スパイダーマン」の権利があった……ので、こちらと交換によりMGMは新作007の企画を得て、ソニーピクチャーズは「スパイダーマン」を製作することになる。

で、先ず最初にやることはキャメロンの脚本をボツにして、新作のプランニング。
だってキャメロンが監督したら予算を食いすぎることはわかってるのだから。


……実は意外とまともな会社だったのか?
http://mixi.jp/view_item.pl?id=2743813
↑これも裏表紙なサムネイル



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