以前は「書き分けたい乙女心」とか言っていましたが、やっぱりどうせなら、ブロマガでほぼ日刊で書いてる旅ログを、日によってはコピペして更新しても良いんじゃ無いか、と思い始めてきました。毎日はどうかと思うけど、こっちでも書いておかしくなさそうな日なら良いんじゃ無いかな、とか。まぁそのさじ加減はワシの感覚でしかないのですが。
旅ログ(仮)−コトノハのシズク別宅−
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てことで、今日は旅ログからのコピペ。
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昨日、東京は桜の開花宣言がされました。平年より10日早く、統計を取り始めてから最も早い2002年に並ぶのだとか。確かに、ここ最近は花見と言えば4月に入ってからの印象が強かったですから、満開が1週間から10日後ってことは、3月中に花見をしなければならない計算ですね。ならない、ってことはないけど。
春に旅をすると、やはり桜が気になります。まぁ紅葉と同じで、年によって時期のブレはありますし、たまたま満開ならラッキーくらいのものですが、開花の情報を聞いてさらっと唐突日帰り旅なんかも楽しいもので。結局、桜に惹かれる文化というか、大袈裟に言えば日本人の遺伝子的なサムシングがあるんでしょうね。
てことで、ワシの旅写真フォルダにも桜は何枚もありますが、今日はその中から、九州南部の肥薩線を旅した時のもの。
肥薩線は、日本三大車窓のひとつに数えられる「矢岳越え」が有名。人吉側から南下しますと、その手前が大畑(おこば)駅でして、その大畑駅も、スイッチバック有り、270度山を回って登っていく「ループ線」有りと、ここも中々の見所です。鉄的な意味で。
スイッチバックがありますので、当然線路の終端もありまして、その車止めの横に、桜が立っていました。まるで、桜行きの列車に導かれたかのような風景。
ま、実際は↓こんな感じで線路沿いに桜は並んでいたりするのですが、人里離れた山中の駅、ひっそりと咲く桜が美しく、旅人を手招いているかのようなのは変わりないですね。
招かれる先は、桜に囲まれ色はげ落ちた鳥居の奥にある有るか無いかも分からない社……だったりすると、ひとつ、お話しが出来そうです。
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熊本県人吉市大畑駅(
GoogleMAP)/2007年春
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