無言歌は続く

　今日も風強し　と云ふことで鍼治療に行って着替えて　取り敢えず野菜への加水　他色々と加水　ブルーベリーにも加水　ラズベリーは大丈夫だろう　昼にお雑煮　お餅は一つだけ　金谷ホテルのパンを少々

　今宵の音楽は　.S.BACH : フーガの技法
　カール・ミュンヒンガー 指揮
　 シュトゥットガルト室内管弦楽団

　フーガの技法 BWV.1080　 Disc.1 1. 単純フーガ / コントラプンクトゥス第1〜4番（4声の単純フーガ） 2. 反行フーガ / コントラプントゥス第5〜7番（4声の反行フーガ） 3. 三重フーガ / コントラプンクトゥス第8番、（3声の三重フーガ） 4. 二重フーガ / コントラプンクトゥス第9〜10番、（４声の二重フーガ） 5. 三重フーガ / コントラプンクトゥス第11番、（4声の三重フーガ）
　 Disc. 2 1. カノン / 第15番、第17番、第16番、第14番ａ 2. 鏡状フーガ / 第13番ａ，ｂ、第19番ａ，ｂ、第12番ａ，ｂ 3. 四重フーガ / 第18番、4声の四重フーガ、コラール・プレリュード「我ら悩みの極みにありて」

　難曲である　演奏会のプログラムでこの曲を弾く広告を見たことがない　と思う　人にもよるが　この「フーガの技法」は　聞くための音楽ではない　と云ふ人もいると聞いている　バッハが作曲技法の全てをつぎ込んだ傑作である　が　未完でもある　この曲を　バッハ自身が楽器指定をしていないので　いろんな演奏形式があると思われる　ミュンヒンガーは室内オーケストラで演奏　あと有名なのはヴァルヒャがオルガンで演奏している　こっちもレコードで持っていたかな　どこかのハードオフで見かけただけかな　棚で確認　ヴァルヒャのオルガン全集の一部を発見　全部ではないのでこの曲はなかった　探してみようかな

　今宵三枚目はレコード　藤圭子　二枚目A面

　午後は朝ドラを見てその後一時間くらいドラマを見て　上村さんの料理を見て　買い物に行こうとしたら　蜂屋さんが来ていたのでお手伝い　来年　6箱あって　一箱に一度分封しただけで　12箱になる　群にもよるが　二回が普通　すると18箱か　とんでもない数字だ　半分消滅しても10箱前後　蜂蜜はよう取れるが　管理が大変だ　蜂蜜も50本以上取れると忙しい　

　鍋物は　中に入れたものの味が出るので　一番最後に　その残り汁で　おじやを作るのが一番うまい　とされている　ところが　である　我が家では　フグも　すっぽんも　合鴨も　鳥の水炊きさえ作らない　本当の贅沢は　上記の具材で作った鍋を他の人に食べさせて　あとで　残りの汁でおじやを作って食べる　と云ふのが本当の贅沢なおじやである　おじやと云ふ表現も古臭く　今では雑炊　と呼ぶ　我が家ではおじや　味噌汁とかけんちんとか　何かの汁物が残ったら　手当たり次第鍋に入れてグツグツ　コロッケとか餃子やシュウマイも入れると上手くなる　これらは元の形を残さず　撹拌　食べると消化にいい　と感ずる　それに食べやすい　しかし　今日の夕飯はマグロの中とろの残り　一人4切れ　アジのフライ一尾を半分ずつ　それにトトロ　鰹節をたっぷりに自家製柚子ポン酢　まブロにわさびをたっぷりつけても鼻にこない　残ったワサビをご飯の上に　鰹節と刺身で残った醤油を少しかけて食べると　強烈なワサビを感じる　いかに中とろの脂が濃いか判ると云ふものだ

　冬日　葉は落ち草は枯れている　島木赤彦の歌に

　　山中の枯芝道に親しけれ稀に遇ふ人皆物を云ふ　　

　今とは人の親しさが違うようだ　濹東綺譚　読了　久しぶりに読み返した