ハワイ帰りの萌蔵から、お決まりのマカダミアナッツチョコと鳥の図鑑をお土産にもらった。ハワイの鳥の図鑑はちょくちょくもらうけど、まだかぶったことがない。よほど色んな種類の図鑑があるんだなぁ。ちなみに今回もらったのは、『A Photographic Guide to the Birds of Hawai`i』。ハワイがHawaiiではなくHawai`iとなってるのがミソ。
ハワイの鳥の図鑑の見どころは、外来鳥類の多さ。パラパラとめくっただけで分かるのだけど、少し信憑性を高めるために、抜き出してみた。
5つの環境に分けて紹介されているので、順番に。
◆Urban Birds
Alien:30種
◆Country Birds
Alien:14種
Endemic:1種
Migrant:3種
◆Forest Birds
Alien:8種
Endemic:22種
◆Wetland Birds
Endemic:5種
Migrant:58種
Indigenous:3種
◆Seabirds
Endemic:3種
Migrant:2種
Indigenous:17種
市街地には外来鳥類しかおらん〜。林にもけっこう外来鳥類が入り込んでるのもショック。こうしてみると日本は外来鳥類が驚くほど少ない。
外来鳥類ともう一つ驚いたことに、陸鳥で渡り鳥が3種しかいないこと(チュウヒとミサゴとハヤブサ)。ってゆうか太平洋に浮かぶ海洋島なのに、水鳥に渡り鳥が多いことを驚くべきかもしれない。ガンカモ類、シギチドリ類、カモメ類の移動能力の高さは半端ない。
逆に固有種は、陸鳥はスズメ目とノスリのみ。これって日本でもありがちパターン。水鳥は、水辺ではハワイガンとハワイガモ、オオバン、バン、セイタカシギ。海鳥では、ウミツバメ、ミズナギドリ、アジサシが1種ずつ。固有種になるのとならないとの境目の微妙なさじ加減が面白い気がする。海洋島に到達できるけど、自由に行き来するほどではない種(群)って感じだろうか。
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