作品「めしくうな!」
作家の町田 康さんは昔、パンクバンドINUというのをやっていて・・・アルバム「めしくうな」は衝撃的だった。
そんで作品「すしくうな!」
モデルは銀座数寄屋橋二〇の主だ・・・ここはミシュラン日本版でも三ツ星がついていて・・・
その寿司は名人の手を離れ置かれた瞬間に数ミリ沈む・・・まるでハイドロサスの昔のシトロエンのようだ
名人の寿司は空気もご馳走だ
実はこの二作の間に「すしくいねえ」という幻の作品がある・・・
シブガキの例のアレにちなんだ・・・アレだ!!
これは自分の頭の中だけにある・・・こういうのは音楽でいうところのゴーストノートのようなもので・・・あるとないとでは作品の膨らみが違う・・・
ここでいうノートとは音符の事で、休符も含むんだけど、例えばリズムを刻む時には基本的に音と音の間に無数のゴーストノートがある。
例えば、8でリズムを刻む場合は16を意識するというのは定石でコレがリズムのノリというものだ
先の数寄屋橋の名人のハイドロサス寿司もゴーストノートが含まれている
ゴーストの話である
別にお化けの話ではなく、季節外れの心霊現象の話でもないのでご安心
もともと不眠なんだけど・・・もう寝ているんだか起きているんだか・・・最近はさっぱりわかんない・・・
夜に新幹線で福島で仕事をして・・・モモのジュースを飲んで・・・
朝になったら「エレクトリック・ピーチ」
作品になっていた
ほぼ朦朧とした意識の中で気が付いたら出来ていた
例えば僕が住んでる仙台と観光地、松島の間には荒浜がある・・・
完全なゴーストノートである・・・例えば仙台に来て松島を観光して秋保に泊まっただけでは恐らく伝わらないかもしれない。
僕やアンジェラのガレキ作品はこういう場所から生まれる・・・
荒浜で拾った。もう立派な作品・・・そして今年最初の「さくら」
松島・・・
この美しい海が・・・沢山の生命を・・・
さて「・・・」だ
これが「ゴースト・ノート」
これが僕の中では日々、「攫った」と「育んだ」を行き来する・・・
その中間のゴースト・ノートが僕の表現だと思ってもらえたら嬉しい
「Vサイン」・・・
光と影・・・
今日は閖上の朝市で食事をしよう
ハニー・ドリッパーズでシー・オブ・ラブ
或いは、その光と影の間のゴーストが喜びに満ちたものでありますように・・・
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