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出張で南稚内に泊まった12月16日火曜日は、素泊まりにしてので夕飯は南稚内の歓楽街・オレンジ通りに繰り出した。
夜から吹雪いてきており、忘年会などでもなければ飲みに出る人も少ないようで12月だというのにオレンジ通りは閑散としていたので、普段は予約なしではなかなか入れない居酒屋「甚八」を覗いてみたらカウンターが空いていた。
予約せずに入れたのは初めてである。
お通しなしの明朗会計の店なので、ハイボールを飲みながらまずは冬の味覚「カジカの子」から始める。
成熟したカジカの卵で、たらこと比べても遜色ないくらいプチプチしており、酒のアテにぴったりである。
そして、「タコから揚」も注文。
カリッと揚がった衣とタコの食感が小気味良く、こいつも旨いな。
そして、この日は生にしんを仕入れているとのことなので、次は「生にしん焼」を注文。
ここでニシンをはさんでシメにご飯ものの雑炊かお茶漬けか食べて引き上げようと考えていたのだが、「生にしん焼」は「小さめだったから」とのことで1匹ではなく2匹だった。
独特のクセのあるニシンだが、自分は好きなのできれいに平らげた。
「小さめ」だなんて言うが2匹も食べたらお腹一杯になってしまい、もう雑炊もお茶漬けも入らない。
このぐらいでお開きにしようと会計したら、ハイボールは2杯しか飲まなかったこともあり2400円と激安だった。
大満足の南稚内「甚八」であった。
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