2018年3月17日から運転開始され、今や小田急の顔ともなった70000形GSEと2005年から運転を開始し、これまで小田急の顔として親しまれ2022年3月11日をもって定期運行から離脱した50000形VSE。
小田急ロマンスカー・70000形GSE
小田急ロマンスカー・50000形VSE
GSEエンブレム
VSEエンブレム
GSE窓下エンブレム
VSE窓下エンブレム
同じ日に乗車するとともに比較してみました。
情熱的な赤い車体のGSEと優しさを表す白い車体のVSE。
GSEは観光客の他に通勤・通学客もターゲットにする千客万来形なのに対しVSEは観光客特化形。
座席はどちらもゆったりしていて、車内での食事にも対応する広さのテーブルを装備。
GSEはひじ掛けから引き出すタイプでVSEは向い合わせの際は窓下にある折り畳み式のテーブルで、それ以外は背面テーブルです。
GSEの各座席にはノートパソコンやスマホ、携帯電話等の充電に便利なコンセントが装備。
GSE座席
VSE座席
一方のVSEにはかつての喫煙ブースの名残りであるパンフレットスペースがあります。
これらが年代を感じさせてくれます。
VSE導入時は他の車種のロマンスカーで禁煙車と決められた車両以外の座席での喫煙可能な車両いわゆる喫煙車があった頃で、VSEは座席での喫煙を出来なくして喫煙ブースでのみ喫煙可能というものでした。後年になり全面禁煙に切り換えられパンフレットスペースとなりました。
ですのでGSE運転開始時はすでに全面禁煙になっているので、そのようなスペースはありません。
車販基地はGSEは他社の特急型車両等に見られる一般的な車販準備室でVSEはカフェカウンター。
VSEカフェカウンター
GSE運転開始時はすでに全面的にワゴンサービスでしたが、VSEは運転開始当初はシートサービスで後年にワゴンサービスに変わりました。どちらも現在ではワゴンサービス終了とともに使われなくなったのが惜しまれます。
GSEは今後、小田急ロマンスカーの顔として定期列車として乗車できる機会はありますがVSEは定期運行からすでに退きましたが2023年秋頃までは臨時列車として運転されるそうなので、臨時列車として乗車されました際に、比較してみていただければ良いなぁと思います。
長くなりましたが、今回はこの辺で失礼します。
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