これは凄い事です。羽生棋聖が竜王復位で史上初の「永世7冠」達成

羽生棋聖 初の「永世7冠」達成
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　竜王戦は羽生棋聖と渡辺明竜王とのタイトル戦でした。そして羽生棋聖が４勝１敗で渡辺竜王を下して、竜王に復位して通算７期となり永世竜王の資格を獲得して史上初の永世７冠になりました。

　竜王戦は読売新聞主催で７大タイトルの中では賞金が１番高いタイトルです。名人と並んで格の高いタイトルです。

　永世竜王になるには５期連続か通算７期のタイトル奪取が条件となります。ちなみに羽生さんは過去に永世竜王になれるチャンスがありました。２００８年の渡辺竜王とのタイトル戦でした。どちらも永世竜王に王手をかけていて勝てば資格を得る対局は羽生さんが王手をかけるも渡辺さんも巻き返し逆王手で７局目までもつれる対局でしたが渡辺さんが逆境からの巻き返しで勝利して史上初の永世竜王になりました。

　そこから２０１０年も羽生さんは挑戦者になるものの２勝４敗でタイトル獲得は出来ず、それ以降竜王戦の挑戦者になることは出来ずに今に至りますね。

　これは凄い事ですね。タイトル奪取も大変ですが保持し続ける事は更に大変です。しかも早指し戦のタイトル、長い時間をかけてのタイトルの永世称号ですから…。

　こうなってくると注目は現役で永世称号を名乗れるかに注目です。過去に現役で名乗れた棋士は大山１５世名人、中原誠永世十段・１６世名人など数少ないことです。
　羽生さんの活躍を期待したいですね。